すり傷は消毒せずに洗浄する ここ10年で大きく変わった治療
子供のころ、転んで膝をすりむくと、よく消毒薬をかけられていませんでしたか?
ただでさえ出血していて痛いのに、シュワシュワの消毒薬が、傷口に塩を塗るような感じで余計に痛かった記憶があります。
最近では、すり傷は消毒しない方が治りが良いことが分かってきました。
ここ10年ほどで大きな方向転換がなされた分野です。
「今までの治療は何だったの?」とも思いますが、医学はこうやって日々進歩していくのだなと、実感しやすい身近な事例でもあるのではないでしょうか。
消毒薬のデメリット
消毒薬を使わない方が良いという、理屈はこうです。
傷口には、菌がいる
傷口では、皮膚が再生して治ろうとしている
菌も皮膚も、細胞である
敵味方関係なく、あらゆる細胞を破壊してしまうのが、消毒薬である
消毒薬には確かに殺菌作用があるのですが、皮膚が再生するのを遅らせてしまう作用もあるということです。
菌が多いのなら、それでも感覚的には消毒薬を使った方が良いような気もしてしまいますが、ほとんどの菌は、軽いすり傷くらいであれば、あまり悪さをしないことも分かってきました。
子供のころ、転んで膝をすりむくと、よく消毒薬をかけられていませんでしたか?
ただでさえ出血していて痛いのに、シュワシュワの消毒薬が、傷口に塩を塗るような感じで余計に痛かった記憶があります。
最近では、すり傷は消毒しない方が治りが良いことが分かってきました。
ここ10年ほどで大きな方向転換がなされた分野です。
「今までの治療は何だったの?」とも思いますが、医学はこうやって日々進歩していくのだなと、実感しやすい身近な事例でもあるのではないでしょうか。
消毒薬のデメリット
消毒薬を使わない方が良いという、理屈はこうです。
傷口には、菌がいる
傷口では、皮膚が再生して治ろうとしている
菌も皮膚も、細胞である
敵味方関係なく、あらゆる細胞を破壊してしまうのが、消毒薬である
消毒薬には確かに殺菌作用があるのですが、皮膚が再生するのを遅らせてしまう作用もあるということです。
菌が多いのなら、それでも感覚的には消毒薬を使った方が良いような気もしてしまいますが、ほとんどの菌は、軽いすり傷くらいであれば、あまり悪さをしないことも分かってきました。
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