2月8日に
「PCの世代交代」と題して、日常使用するメインのPCをそれまでのデスクトップ機からノートPCに切り替えたこと、それに伴い、不要になったデスクトップ機をテレビ専用にして和室に移したことなどを投稿しました。
炬燵に入ってテレビを観るときに便利かと思ったのですが、テレビもパソコンの機能の一部ですから当然とは言え、Windows Updateが始まったりしたときはそれが終わるまでテレビは観られないとか、全体的に反応が鈍いなどの問題もあってイライラすることが多く、殆ど利用しませんでした。
そこで、やはりデスクトップ機は廃棄することとし、それに備えてパソコン内のデータを完全に消去することにしました。
廃棄するパソコンのデータ消去については、過去にも
「廃棄するパソコンのデータ消去」および
「廃棄するパソコンのデータ消去(2)」で取り上げました。
データを消去する方法としては今回もNECの消去ソフトを使用しました。
今回は現在メインPCとしているNEC製ノートPC用に作成していた「回復ドライブ」(USBメモリー)を使用してパソコンを起動しました。
USBメモリーからパソコンを起動するにはBIOSの設定をいじる必要がありますので、緊張しましたが、無事に立ち上がり、
「NECリカバリーツール」の
「データを消去」にたどり着きました。
これを選択すると下の説明画面になりました。

ここでデータ消去の確実性を選択することができるのですが、前回はさほど重要なデータは入っていないパソコンでしたので、消去は1回で済ませました。
今回はメインで使用したパソコンですから、中には重要なデータも沢山入れていました。勿論、データ(ファイルなど)は全て消去済みですが、通常の消去方法では専門家の手にかかれば、或いは特殊なツールを使用すればその多くは回復されてしまうと言われています。
そこで今回は消去を3回繰り返す方法を選択しました。
上の画面にはデスクトップPCの場合、100GBあたり約75分かかると記されています。
但し、ストレージがSSDの場合はこれとは異なるらしいことが追記されています。
このパソコンは購入後にストレージをHDDからSSDに換装しているのですが無視しました。
このパソコンのSSDは1TB(1000GB)ですから、HDDと同じとすれば約750分(12.5時間)かかる見込みです。
下図は、消去作業開始から19分後の画面です。

3回の消去が終了するまでの予想残り時間は14時間と表示されています。
下図は終了時の画面です。

スクリーンショットは使えませんので、カメラで写した画面が汚なく(一種のモアレ縞?)見にくいのですが、終了までの時間は11時間48分であったことが記されています。ほぼ予想通りの時間です。
時間はかかりましたが、これで安心して廃棄することができます。