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よもやま話

~どうでもいいことですが …… ~

散歩で見た花 (220)

2025年05月07日 15時26分20秒 | 日記
◎ セダム(Sedum)

”セダム” については過去に「散歩で見た花 (53)」 "セダム・パルメり" というものを取り上げたことがあるのですが、数日前に沢山鉢植えされたセダムを見ましたので、改めて ”セダム” として取り上げることにました。

或る植物辞典で「Sedum(セダム)」を検索すると以下のように記されていました。
「Sedumは、多肉植物であるベンケイソウ科マンネングサ属の植物の学名です。和名では「マンネングサ」や「弁慶草」とも呼ばれます。乾燥に強く、丈夫なことから、庭や屋上緑化などにもよく用いられます。」

多肉植物の愛好者は多いらしく、セダム〇〇という名前の植物の写真はネット上に沢山あります。多肉植物の一種がセダムで、その種類は非常に多いらしいことが分かりました。住宅街を散歩していてもそれらしいものをよく目にします。
画像検索していても似たような、しかしよく見れば異なる写真が多いので、細かな種類・名前の特定は諦めました。

下の2枚の写真は同じお宅の空き地に並べて置かれていた鉢植えです。


これは「六条マンネングサ」というセダムではないかと思います。


こちらは数種類のセダムの寄せ植えのようです。
その中では星形の白い花を付けたものが目立ちますが、これを画像検索すると「イングリッシュ・ストーンクロップ」というセダムが最も近いように思いました。しかし、似た花でも全く別の名前で紹介されている記事も多くありますから、特定はできません。

また、「イングリッシュ・ストーンクロップ」という名前の他に、「セダム アングリクム Sedum anglicum」と説明する記事もあります。学名と一般名の違いかもしれません。

多肉植物の市場では似たような植物が色々な名前で売られていますから、園芸種の ”商品名” 的なものも多いように感じます。


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散歩で見た花 (219)

2025年05月06日 11時41分52秒 | 日記
キンキャラ(金伽羅)

 名 称:キャラボク(キンキャラ)
 学 名:Taxus cuspidata var. nana 'aurescens'
 別 名:黄金伽羅木
 科・属:イチイ科イチイ属
 
これは花ではありませんが、日に照らされて輝く黄金色の葉が見事でしたので取り上げました。

ネットの花図鑑によると、この樹は伽羅木の一種の常緑針葉低木ですが、新しい葉が黄金色に輝くので通称としてキンキャラと呼ばれるとのことです。
樹高が低く(1~2m)成長はゆっくりで、枝は上より横に広がる性質があるので、生垣に適するそうです。この写真の樹も広い庭と道路の境界に沿って植えられていましたが、ネット上には樹形を半球形に整えた写真も多く見られました。

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散歩で見た花 (218)

2025年05月05日 10時53分11秒 | 日記
オダマキ

「ミヤマオダマキ」や「ヤマオダマキ」など日本原産のオダマキもありますが、単に園芸品種で ”オダマキ” という場合、ヨーロッパや北米原産の ”西洋オダマキ” を指すことが多いようです。
写真の花も恐らく園芸種だと思われますから、西洋オダマキと思われます。
なお、周囲の小さな白い花はスズランです。

西洋オダマキは過去の投稿リストを確認したところ、丁度1年前の5月5日にも散歩で見た花(145)で取り上げていました。
両者を見比べると花の印象はかなり違いますので、敢えて取り上げることのしました。

花の色が違うだけでなく、形も違います。
また、昨年の花は鰐も花弁と同じ色で全体が花弁のように見えますが、今回の花は鰐と花弁の色が異なり、昨年とは全く別の花のようです。

以下はウィキペディアの引用です。
「オダマキ属(オダマキぞく)は、キンポウゲ科の属の一つ。ラテン名のアキレギアやアクイレギア(Aquilegia)ということもある。本属の植物の総称がオダマキである

オダマキは漢字で「苧環」を当てるが、これはもともとは機織りの際につかう苧環という糸玉に由来する。苧環はカラムシ(苧、「お」とも)、アサ(麻)、コウゾ(楮)の繊維を糸にしたときに丸めておくもので、丸みのある花の形を中が中空の苧環に連想したもの。したがって、オダマキから苧環は作らない。」
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散歩で見た花 (217)

2025年05月04日 20時22分05秒 | 日記

ヤグルマギク


 学名:Centaurea cyanus
 和名:ヤグルマギク(矢車菊)
 その他の名前:ヤグルマソウ、コーンフラワー
 科名 / 属名:キク科 / ヤグルマギク属(ケンタウレア属)
 
或るお宅の玄関脇のプランターに植えられていました。
濃い青色の花がとても印象的でした。
キク科植物らしいことは分かりますが、見たことがない花です。

以下は趣味の園芸の引用です。
ヤグルマギクは、放射状に広がる花の形が矢車のように見えることから名づけられ、花壇や切り花として利用の多いポピュラーな花です。

ヤグルマソウと呼ばれることも多いのですが、ヤグルマソウ(Rodgersia podophylla)という和名の植物は、日本の山野に自生するまったく別の植物で、葉の形が矢車に似ています

ヤグルマギクはいくつもの品種が育成され、現在栽培されているのは、ほとんどが八重咲きの寒咲き種です。
短日期でも咲くように改良され、草丈30cm程度の矮性種から1m近い高性種まであり、枝分かれして多数の花を咲かせます。花は乾燥しても色があせないので、ドライフラワーとしても利用されます。

品種名のないミックスのタネの流通が多く、ほとんど平山寒咲き系のものです。原種に近い一重咲きのものはあまり流通しません。」

この記述によれば、寒咲き系のものが多いようなので、少し心配しましたが、ウィキペディアには以下のように記述されています。
「東北地方以北または寒さの厳しい中部山岳地帯では春播きにするが、関東地方以西の平地では秋まきにする。

9月~10月が種まきの適期で、直まきにするか、育苗ケースなどに蒔く。土が乾燥すると発芽しにくいため、土が完全に乾燥しないように管理する。発芽まではおよそ1週間程度かかり、4月~7月くらいまで開花する。」

これを見て、私が見た花は秋撒きのヤグルマギクと確信しました。

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散歩で見た花(216)

2025年04月26日 14時34分41秒 | 日記
ローダンセマム
  学名…Rhodanthemum(ローダンセマム)
  別名…モロッコデージー、朝霧小菊 など 
  科名…キク科
  属名…ローダンセマム属
  原産国…北アフリカ
 
これがキク科の植物であることは一目瞭然ですが、それだけに名前の特定には苦労します。
今回も、「ローダンセマム」の他に、「マーガレット」、「オステオスペルマム」、「フランスギク」などが候補にあがりました。

花だけで見分けることは困難ですが、葉の特徴から「ローダンセマム」でほぼ間違いないと思います。
以下はある記事の引用です。
ローダンセマムの葉は、キク科の植物として、細かく羽状に深く裂け、銀白色の短毛で覆われているのが特徴です。この特徴的な葉は、全体として銀色のシルバーリーフとなり、美しい装飾効果をもたらします。」 
写真ではよく分かりませんが、拡大してみると確かに葉はこの記述にそっくりです。

なを、紛らわしいことに、「ローダンセ」というキク科ローダンテ属で、ハナカンザシとも呼ばれる花もあるそうですが、属の異なる全く別の植物だそうです。

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