”セダム” については過去に「散歩で見た花 (53)」で "セダム・パルメり" というものを取り上げたことがあるのですが、数日前に沢山鉢植えされたセダムを見ましたので、改めて ”セダム” として取り上げることにました。
或る植物辞典で「Sedum(セダム)」を検索すると以下のように記されていました。
「Sedumは、多肉植物であるベンケイソウ科マンネングサ属の植物の学名です。和名では「マンネングサ」や「弁慶草」とも呼ばれます。乾燥に強く、丈夫なことから、庭や屋上緑化などにもよく用いられます。」
多肉植物の愛好者は多いらしく、セダム〇〇という名前の植物の写真はネット上に沢山あります。多肉植物の一種がセダムで、その種類は非常に多いらしいことが分かりました。住宅街を散歩していてもそれらしいものをよく目にします。
画像検索していても似たような、しかしよく見れば異なる写真が多いので、細かな種類・名前の特定は諦めました。
下の2枚の写真は同じお宅の空き地に並べて置かれていた鉢植えです。

これは「六条マンネングサ」というセダムではないかと思います。

こちらは数種類のセダムの寄せ植えのようです。
その中では星形の白い花を付けたものが目立ちますが、これを画像検索すると「イングリッシュ・ストーンクロップ」というセダムが最も近いように思いました。しかし、似た花でも全く別の名前で紹介されている記事も多くありますから、特定はできません。
また、「イングリッシュ・ストーンクロップ」という名前の他に、「セダム アングリクム Sedum anglicum」と説明する記事もあります。学名と一般名の違いかもしれません。
多肉植物の市場では似たような植物が色々な名前で売られていますから、園芸種の ”商品名” 的なものも多いように感じます。