goo blog サービス終了のお知らせ 

よもやま話

~どうでもいいことですが …… ~

がんばれ!亀田製菓

2025年02月15日 20時46分35秒 | 日記
昨年12月、突如として新潟市の米菓メーカー亀田製菓(株)を標的にした不買運動が勃発しました。
私の身近で不買運動を目にしたわけではありませんが、YouTubeや X (旧 twitter) などでは賛成/反対が入り乱れており、一部では ”炎上” 状態になっているようです。

私は以前から亀田製菓の「柿の種」や「まがりせんべい」などが好物で、手元に切らしたことはありません。

同社は私の出身地・新潟市の会社ですから、何となく親しみも感じます。

昨年秋ころ、同社の最高経営責任者(CEO)が日本へ帰化したインド人に代わったことを知って驚きましたが、その方の学者および実業家としての経歴や業績を知り、納得しました。
おそらく創業者一族に請われてCEOに就任したのだと思います。

米国のMicrosoft、Google、IBMなど大手IT企業の現在のCEOには多くのインド系の人がいるとは聞いていました。
まさか新潟の米菓会社まで・・・、とは時代の流れを感じますが、それがこのような大騒ぎに発展するとは思ってもみませんでした。

騒ぎの発端はこのCEOの発言だったそうです。
「日本にとっては柔軟性を持って海外から人材を受け入れることが極めて重要になるでしょう」という発言なのですが、これを「日本は移民を受け入れるべき」と主張する発言と受け止めた人がいたのです。
しかし、亀田製菓のCEOは、 ”移民(Immigration)” という単語は使っていないそうですし、日本政府も高度な技術を持つ海外の人材の受け入れを進めようとしています。 従ってCEOの発言は日本政府の方針に何ら反するものではないと考えられます。

フランスのAFP通信記者によるインタビューでの発言(の訳し方)が一部の狂信的な反移民主義者の反感を買った上に、亀田製菓の商品の一部には中国産のコメも使用されていることを知って、それらが一挙に不買運動にまで発展したというのが真相のようです。(その辺りは、後述する経済誌 "ダイヤモンド" のWeb版に記載されていますし、NHK WEBでも取り上げ、炎上の経過を分析しています。)

今私の手元にある米菓の袋を見ると、確かに”まがりせんべい” の原材料の一部には米国産のコメが使われていましたが、中国産ではありません。
但し、同社は多くの海外工場でも米菓を生産しており、その一部は日本向けにもなっているようですから、商品やロットなどによっては中国産の原料が使われていることはあり得ると思います。
今は工業製品に限らず、食品にも中国産または中国産の原材料を含む商品がスーパーなどに溢れています。どうしても中国産が嫌なら、自分でよく表示を確かめて買えば良いだけのことでしょう。

今回の騒ぎの発端になったCEOの発言ですが、AFPの記事を日本語に翻訳する過程で、発言の本来の趣旨とは全く違って伝わったことがこの騒動の原因のようです。
ノンフィクションライターの窪田順生氏がダイヤモンドOnlineで発信した記事によれば、SNSで騒いだり不買運動を行っている人々は明らかにCEOの発言の趣旨を誤解または意図的に曲解しています。
勿論、私もCEOの発言を直接聞いたわけではなく、他からの伝聞で判断するわけですから、それが100%正しいかどうか、多少の余裕を持って発言を解釈しなければいけないとは思っています。
今回の騒動は、事実を確認しないまま自分の考えをSNSで発信してしまう安直さが引き起こした無責任な騒ぎの一つということだろうと思います。
”反移民”・”反中国” などの主観に基づくフィルターを通した情報を鵜呑みにするのではなく、できる限り一次情報に近い情報を探して自分で判断することが大切と考えます。

亀田製菓に対する誹謗中傷ともいうべきYouTubeやSNS情報の一つに、不買運動の成果(?)で亀田製菓の株価が暴落し、同社が経営危機に陥っているという投稿がありました。
そこで同社の直近1年間の株価の推移を確認してみました。

これを見ると、確かに年末~年初には不買運動の影響かも知れないと思われる株価の低落がありますが、昨日までの推移を見るとその後は回復基調にあるように見えます。
また、1月31日に発表された同社の業績予想は3%の増益ということですから、 ”倒産の危機” が的外れであることは間違いないと思います。

亀田製菓がんばれ!
私はこれからも亀田製菓の米菓を食べ続けます。

蛇足ですが・・・
私自身は早く日本も移民を受け入れなければ安定した社会を維持できなないだろうと思っています。
ヨーロッパなどの現状を見れば、移民によるマイナス面を直視することは重要ですが、他に選択肢はないように感じています。
そのための条件として、移民希望者から見て日本が魅力ある国でなければなりませんが、それについては残念ながら悲観的です。
そのチャンスはあったのに。。。もう手遅れしょう。
残念です。
私の世代にはもう間に合いませんし、子や孫の世代はもっと厳しくなるのではないかと心配です。

コメント

PCの世代交代

2025年02月08日 17時01分46秒 | 日記
昨年秋、メインのパソコンを買い替えました。
写真左はこれまで私がメインPCとして使ってきたデスクトップ型PCで、画面サイズは21.5インチです。右は買い替えたノートパソコンで、画面サイズは16インチです。

左のパソコンは2015年に購入したもので、これを選定するに当たっては「これが我が人生最後のパソコンかも・・・」との思いから、仕様的にはかなり欲張った上に、テレビ機能も付けました。
当初のストレージは2TBのHDDでしたが、約5年前に1TBのSSDに換装しました。その経緯は「HDDをSSDに換装」として投稿した通りです。

OSはWindows10ですから、公式には今年の10月にサポート期限を迎えることになっていますが、巷には延長されるのでは?という観測(期待?)もあるようです。

デスクトップ機の調子もそれほど悪くはないですし、Windows11の評判があまり良くないことを思えば、今パソコンを買い替えることに迷いもありました。それでも、主に下記2つの理由で早めに買換えることにしました。
 1:デスクトップパソコンは今の設置場所から簡単には移動できないので、将来生活環境が変わった際には不都合があるかも知れない。
 2:今ならまだ面倒なパソコン間のデータ移行作業などを恙なく行える自信はあるが、この先は不安が拭えない。

そんな訳で多少の無駄は承知で新たに購入したパソコンですが、約3ヵ月かけ少しずつ移行作業を進め、この度ようやくほぼ完了しました。ひと月ほど前から2台のパソコンを並べ、できるだけノートPCを使うようにしてきました。勿論、このブログの閲覧や投稿も新しいパソコンで行っています。

デスクトップ型PCのキーボードに比べると、ノートPCのキーボードはサイズ的な制約があるため、何かと使い難くさを感じます。(特にファンクションキーや、明るさ、音量などのキー)
また、家内と共用する別のノートPC(Windows11)で体験済みではあるのですが、未だにWindows10と11との違いに戸惑うこともあります。

ネット記事やYouTubeなどでも目にするのですが、私もWindows11より10の方が良かったと感じます。単に ”慣れ” の問題ではないと思っています。
これも何かで見たのですが、Windos11は、悪評が付き纏って短命に終わったWindows Vistaの二の舞になるのではないか?、という見方も的外れではないと感じます。

当初は、パソコンの移行が終わったらデスクトップPCは処分するつもりでいたのですが、和室に置いてテレビ専用するとにしました。現代のテレビ画面に比べれば小さな画面ですが、昔のアナログテレビと違って解像度が良く、近くでも見られますから、21.5インチでもさほど困りません。

寒い時期以外は殆ど使っていない和室ですが、炬燵に入りながらテレビ(地デジ、BS)を観られるようになりました。また、リビングのテレビで録画した番組をWiFi経由で観ることもできます。更に、パソコンとしての機能もまだ生きていますから、YouTubeを観ることもできます。

処分は急がないことにしました。
コメント

補聴器こと始め

2025年01月31日 20時11分17秒 | 日記
私は数年前から聴力の低下を自覚するようになりました。
そこで、2年近く前にテレビの音声を自分の近くで聴くために「手元スピーカー」を購入し、それを紹介する記事(手元スピーカー)を投稿しました。

この問題はそれでほぼ解決したのですが、その後も徐々に聴力の劣化が進み、人の声が ”” としては十分聞こえても、”言葉” として内容を正確に聞き取れないということが多くなってきました。当然、聞き返したり、聞き間違いをすることが増えてきました

年明け早々に病院の耳鼻咽喉科で聴力検査をした結果、中~高音域の聴力が落ちていることが明らかになりました。典型的な高齢者の難聴ということで、医師からも ”そろそろ補聴器を考えては?” と勧められました。
それ以来補聴器に関する情報を集め、検討を重ねて購入した補聴器の準備が整いましたので、昨日から使い始めました。

上が私が購入した補聴器です。
カナダのUNITRON社製で、同社は世界最大の補聴器メーカーSNOVAグループの一つだそうです。
主な補聴器の形には、写真のような「耳掛け型」と、全てを一つにして耳穴に装着する「耳穴型」がありますが、それぞれ特徴があるようです。私は補聴器の初心者向きとも言われる耳掛け型を選択しました。(耳掛け型にも2種類ありますが省略します)

価格は性能に応じて両耳で数万円~100万円以上まで幅がありますが、私は医師のアドバイスも参考にして、ほぼ中間的な仕様のものを選択しました。
充電式で、夜間数時間充電すれば翌日1日使用できます。

上の写真は補聴器を装着したところです。

本体から延びたリード線の先に小さなレシーバーがあり、それを耳穴の奥に入れますので、その部分は余程注視しなければ見えません。
後ろや横から見れば補聴器を着けていることが分かると思いますが、正面から見た場合は注意してみなければ殆ど分からないと思います。

肝心の ”補聴器の効果” はまだ十分には解りませんが、会話は聴き取り易くなりました。
また、Bluetoothを通じて、スマホとの連携ができたり、スマホ内の音楽を直接補聴器で聴くことができたりしますので、ヘッドホンはほぼ不要になりました。

ただ、これも事前の情報で承知していたことでですが、やはり聞こえる音には ”不自然さ” がありますし、補聴器を装着していることの ”違和感” もあります。
これらは1~3ヶ月もすれば解消するという情報を多く目にしましたので、それを信じたいと思います。
コメント

散歩で見た花 (205)

2025年01月24日 16時15分54秒 | 日記
チリメンハボタン

”ハボタン” を含むタイトルではこれまでに3回投稿しました。
・2022年11月18日 散歩で見た花 (17) ハボタン
・2023年 4月22日 散歩で見た花 (47) ハボタンの花
・2024年 2月27日 散歩で見た花 (122) チリメンハボタン 他

昨日見た花も初めは「ハボタンかな?」とは思ったのですが、これまでのハボタンの画像とは全く違うように感じましたので、再度取り上げることにしました。

帰宅後に画像検索してみると、やはりハボタン(チリメンハボタン)という結果でした。ただ、昨年2月の画像とは印象がかなり違います。

昨年のチリメンハボタンも花壇に地植えされたものですが、花(本当は " 葉" )の形が明らかに人の手で整えられています。
それに対して、昨日見たハボタンは手入れが行き届いているとは言い難い花壇(?)に植えられていました。そして花に見える部分の容姿も大きく違い、こちらは ”荒々しい” 感じがします。

これが単に手入れの有無や程度の違いによるものなのか、それとも「チリメンハボタン」の更にその下の区分が違うことによるものか、私には分りません。
コメント

散歩で見た花 (204)

2025年01月22日 15時17分02秒 | 日記
ナノハナ
近くの高層マンション敷地の菜の花(ナノハナ)が今年も咲き始めました。

まだ1月半ばですから、時期的には随分は早いと感じます。

実は、昨年も同じ場所の菜の花を散歩で見た花 (123)として投稿しましたが、その時期は3月2日でした。
このときの花は満開に近いように見えますが、今年はまだ咲き始めという感じで、蕾が沢山見えます。

菜の花やサクラが早く咲くと、酷暑の夏も早く来そうな気がするので、ゆっくり咲いてくれることを願っているのですが、昨年より早く満開を迎えそうです。
コメント