フジテレビ『HEAT』

今日から9月。そして、今日は防災の日。

低視聴率で打ち切りと聞いていたAKIRA主演のCXドラマ『HEAT』。
不動産会社のエリートサラリーマンが消防士になると言うストーリーでしたから、
防災の日に最終回なんて、返ってちょうどよかったんじゃないかと。

【『HEAT』公式FBより】


『HEAT』最終回直前も3.3％の低視聴率！　「それでも映画化で大赤字」より厳しいフジの窮地｜サイゾーウーマン

さんざ視聴率が悪いと言われ続けていたこのドラマ。
結局、リアルタイムで観たのは今日が初めて。それでも全9話観ましたよ。
『海猿』のファイヤーファイターverと期待していたので。

しかし・・・。AKIRAには大変申し訳ないのですが、とにかく、初回の登場がダメでした。
佐藤隆太さん演じる合田隊長？中隊長だっけ？ら、東京消防庁の皆さんの活動を
バカにしていたAKIRA演じる池上タツヤの態度に腹が立ち・・・。

タツヤ達が働いているグローバー都市開発の住民を無視した都市開発に腹が立ち・・・。
消防団に進入したタツヤの”気が向いたら、消防団でちょっと活動”、
それも土地買収の情報収集のため・・・な態度もムカっ。
ちょっと”いい人”に目覚めたか？と思ったら、すぐ元の傲慢サラリーマンに戻っちゃう。

東京消防庁全面協力なんでしょうけど、東京消防庁管轄の区域に消防団ってあるの？とか、
何度も合田さんに命を助けられたタツヤなのに、命の恩人に対する敬意が感じられず。

本日の最終回も、1回分打ち切られたんで、急な展開（2年後にワープ）でムリがあったとは言え、
タツヤって、確か、30歳超えているはずなのに、東京消防庁受験資格あるの？とか、
毎回、毎回、突っ込みどころ満載。
頭に疑問符がたくさんついちゃう展開で、見ててスカっとしませんでした。

AKIRAやドラマに出てきた消防団、東京消防庁の皆さんの制服姿はカッコよかったんだけどね～。
東日本大震災やその他の災害・事故で東京消防庁はじめ、消防署のファイヤーファイターの
皆さんの命を張ったお仕事を見てきてのこのドラマ。
映画化が決まっているから、ドラマでは消防士を目指すまでの展開と決まっていたんでしょうが、
ちょっと内容ががっくしでした。

とかく、エグ軍団の演技力の低さを指摘されますけれど、このドラマに関しては
ストーリーがよくなかったんでないの？

映画の方ではスカっとするんでしょうかね～？？