5日目の今回はエジプト観光のハイライトである
ピ・ラ・ミ・ッ・ド
超有名なギザの3大ピラミッドの他にもいろーんなピラミッドがでてきますので心の準備を!笑
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この日も早朝5:20に大音量の
エザンで(否が応でも)起床。日本では考えられない超健康優良児生活です。
カーテンを開けて外を見てみると、早朝すぎるため外は薄暗いんですがなーんかモヤがかかってるような気がしました
この日は待ちに待ったピラミッドdayなので、とにかく晴れを願うばかりですがちょっと不安。
1時間後・・・・・・
晴れてはいるもののやっぱりモヤがひどくちょっぴりショック
さらに1時間後・・・・・
集合時間になりバスに乗りこむとヘバちゃんから衝撃の一言が。
「この時期に砂嵐はほとんどありませんが、今日は砂嵐がとてもひどいですね。」
だれだ~、砂女・砂男は!!!
福岡の黄砂もかなりヒドイですが、エジプトの砂嵐はそれをはるかに超越してますw(゜O゜)w
エジプトの前では福岡の黄砂なんて秒殺よ。
ですので、少しピラミッドが見にくいですがどうかご勘弁ください
最初に向かったのがギザの3大ピラミッドです!
こちらが
クフ王のピラミッドです(^^)
3つの中で一番大きなピラミッドで、
元の高さ:146.6m
今の高さ:138.75m
底辺の長さ:230.37m
傾斜角度:51°50'40"
でかすぎて画面におさまってませーん
身長157cmの私と比べてみると、ひとつの石の巨大さが分かります
今から約4000年も前、まだユンボもない時代に人力で造られたわけですからただただ驚嘆です。
別の角度からクフ王ピラミッドを撮りました!
指でピラミッドを押さえつけてみる、ETのように~
こちらは2番目に大きい
カフラー王のピラミッドです。
元の高さ:143.5m
今の高さ:136.4m
底辺:215.25m
角度:50°10'
頂上付近に化粧石が残っているのが特徴です
私たちはこのカフラー王のピラミッドの中に入りました
(もちろん撮影禁止^^;)
中に入るといきなりの下り坂。しかも中腰にならないと入れない~
先に進めば進むほど通路は狭くなりジメジメ暑くなるんです。これぞ真のアドベンチャー
偉大なピラミッドで頭をガンガンぶつけたおかげで私の脳細胞千個ほどが死滅したでしょう。
この状態で5分ほど歩くと広々とした玄室にやっと到着しました
玄室には中身がからっぽの石棺がポツンと置いてあるのみ。
ほぉ。
玄室の壁には白いチョークのようなもので発掘者の名前(ベルツフォーニ)と発掘日がデカデカと書かれていました(笑)
これって落書きなんじゃ・・・・(^^;
最後は
メンカフラー王のピラミッドです。
元の高さ:66m
今の高さ:65.5m
底辺:103.4m
角度:51°20'
3つの中では一番小さいですが、四角すいの形は一番きれいに残っています
それぞれのピラミッドを間近で楽しんだ後は、3つをきれいに一望できるポイントへ向かいます!
砂漠を15分ほど歩きました
テーマソングは「ガンダーラ」で♪
じゃーん!これぞ絶景
のはずが、砂嵐で奥が微妙に見えません(^^;
手前にあるいびつな形の盛り上がり×3は王妃のお墓です。
ピラミッドは手前から「メンカフラー」「カフラー」「クフ」です!
先週放送していた「世界の絶景100選」の中にこのギザピラミッドがありまして、まさにこの角度から映された映像が流れていました(^^)
やったぁ、世界の絶景1/100制覇です
絶景を楽しんだあとに向かったのが
スフィンクスです!
カフラー王のピラミッドの参道に人面獣身のスフィンクスが威風堂々とたたずんでいます。
これはカフラー王墓守護のために造られ、顔は
カフラー王、身体は
ライオンといわれています。
石灰岩製で全長57m、高さ20mあります!
スフィンクスの顔アップ!
よく見ると鼻が欠けてしまっているんですね。想像してたよりも優しい顔です(^^)
日本では有名な話・・・・
「スフィンクスの視線の先」
見えます見えます??赤い看板が目印のファーストフード!
↓
↓
↓
↓
ケンタッキーフライドチキン・スフィンクス店
ここではカーネル・サンダースではなくファラオがお出迎えしてくれます(笑)
午前中のギザピラミッド&スフィンクスで十分お腹一杯なんですが、午後からもまだまだ別のピラミッドが待ってます
次の目的地は
ダハシュールです。ここは2つのピラミッドが有名です。
1つ目は
赤ピラミッド
赤っぽい石が使われているためこう呼ばれているのですが・・・・
はて、赤い??ん~、赤い!!
2つ目は
屈折ピラミッドです。
高さ半分のあたりから傾斜の角度が変わっているため「屈折ピラミッド」と呼ばれています!
(なぜこのような形になったのかは諸説あるようですが)、建造中に王の死が近づいてきたので急ピッチで完成させるために途中から角度を変えたとか。
それにしても、ダハシュールにはほとんど観光客がいなかったので、なんだかひとりじめしたような感じで得した気分です
ダハシュールの次に向かったのが
メンフィス。古王国時代には首都として栄えた街です!
メンフィスの野外遺跡博物館(!?)に入ってすぐ右手にある建物の中には
ラムセス2世の巨大な像が横たわっています。
体長15mもの巨像です。
上半身のみですが(膝から下は折れていてここには無い)、かなりの存在感ですw(゜O゜)w
余談なんですが、この建物の2階の回廊からラムセス2世とのキスショットが撮れます
遠近法を利用するんですが、撮影する角度がうまく撮るポイント!
私も撮ったんですが、人さまにお見せするほどキレイなものではないのでここでは封印
けっこうリアルに撮れますよ(^皿^)
広場に出るとアラバスター製のスフィンクスがいます。
ギザのスフィンクスに次ぐ2番目に大きなスフィンクス!
とてもきれいな状態で発見・保存されているので、鼻もちゃんと残っています。とても柔らかい表情をしてますよね(^^)
さて、ここの広場も考古学博物館やアレキサンドリア国立博物館同様、遺物の
放置パラダイス!
よって、
タッチフリーフェスティバルの開催です!!笑
巨大すり鉢に抱きついてみたり・・・・
石棺に肘をついてみたり・・・・ ※ブロンド美人お姉さんのポーズを真似たんですが似ても似つかず
破壊や盗難をしなければなんでもアリなんです!
広場の奥にはまたまた
ラムセス2世の像があります。
「自分大好きラムちゃん」byガイドのヘバちゃん
最初の巨像に比べると小さく感じますが、それでも大きいですよね!
ここでラムセス2世について・・・・
ラムセス2世は96歳まで生きた大往生ファラオ!40人以上の妻、200人以上の子どもがいたと言われていますw(゜O゜)w
本当の驚きはここから。なんとラムセス2世は200人の子どもの中でも特にお気に入りだった4人の子を自分の奥さんにしたそうです。よ、4人も・・・・どんだけぇ~
ちなみに、
カイロの考古学博物館でラムセス2世のミイラとご対面できます!
ラムちゃんにバイバイし、最後に向かったのが
サッカラ。ここは
ジョゼル王の階段ピラミッドで有名です!
ここは内臓が入った壺が納められていた場所です。
ここが発見された時には、もう壺はなかったそうです。
こちらが
ジョゼル王の階段ピラミッドです!
当時は台形長方形の墳墓が主流だったのですが、王の命令を受けた大臣イムヘテプがこの四角形のピラミッドに発展させました。
高さは60m、6段の階段状になっているこのピラミッドは
エジプト最古のピラミッドなんですよ!
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いろんなピラミッド編はここまで!
スフィンクス以降が1度消えてしまったので、思い出しながらなんとか書きあげました(^^;
「鉄は熱いうちに打て」ですね(笑)
次回は《出エジプト~飛んでイスタンブール》編です