ハランのモダンアレンジ

　　

　　チューリップの葉っぱも使いました。
　　フランススタイルのアレンジでは、通常茎を見せないものが多いのですが
　　花材によって茎を見せていいもの、またお花の葉っぱを見せていいものなどが
　　決まっています。

　　その試験がDAFA２のボタニックの試験です。
　　この試験をクリアするために、お花の特質や付随することを覚えるのが
　　大変でした。

　　その時は大変でしたが、今思えば知らなければ困ることばかり。
　　おかげでお花の名前もすっかり覚えました。

　　パリのお花屋さんでは、練習のために何度もお花を買いました。
　　欲しいお花のフランス語がわからないとき、勉強で覚えた学名（ラテン語）を言えば
　　単語だけでお花屋さんは必ずわかってくれました。

　　やっぱり勉強はするものですね。

カラースパイラル

　　

　　スパイラルに組んだカラーで器を作ります。
　　
　　春はたくさんのお花が市場に出ています。
　　どれもこれも綺麗で行ったり来たり迷いますね。
　　そしてこのブルーのアネモネに一目惚れです。
　　なんと美しい。



　　実はバンダをイメージして来ましたが、このアネモネに変えました。
　　ご存知の通りブルーのお花は少ないのですね。
　　バラもブルーというのは見かけません。交配してもブルーの花を生み出すのは難しいのでしょう。

　　今日もよい一日を
　　
　　

　　

バトゥ Bateau

　

　舟をイメージしてアレンジしました。

　

　

　今年の大変な積雪ではたくさんの地方の方々が被害に遭われました。
　お花を栽培されている方々も同じで、ハウスが潰されて全滅したとか、
　保存用のハウスも崩れたとか、悲しくなるような話を聞きました。
　我が子と同じ、丹精込めて作ったものが死んでいく姿を見るのは
　どれほど辛いことだったかと思います。

　素敵なお花を栽培してくださる方々のおかげで、私たちはアレンジができます。
　いつも感謝を忘れません。　ありがとうございます。

　

　
　

お礼のお花

　
　　

　　このアレンジは、お礼に差し上げるのに作りました。
　　明るい色でシンプルに、またモダンにもしました。

　　月日の過ぎるのは早いもので、もう３月も半ばですね。
　　それなのにまだまだ寒いです。

　　今日は我が家のアイドル、ちびちゃんの成長した姿を
　　見てください。

　　

　　　　　カメラにちょっと緊張

　

　　　　　ナイスショット

　　ありがとうございました

ラウンド

　　
　

　ハランを使ったラウンドです。
　丸く見えるようにさします。
　お花を挿すポイントは、高低差をつけることとお花の顔をよく見ることです。

　グリーンの葉っぱはシンプル故に美しさがあります。
　地味ではありますが、そのものの味わいがあります。
　その地味な美しさを引き出してあげるのです。