今日は親友Ⅰミの28歳の誕生日だ。
彼女とは中学校1年生からのつきあいだから、かれこれ20年来の仲になる。

Iミは、今年の4月に結婚して新居を構え、幸せいっぱい暮らしている。
裕福な家庭に生まれ育ち、どこにいくにもクーラー・こたつをつけっぱなしにしてたのに、
今では私が扇風機をつけようものなら、チェックが入る。あきらめて自然の空気で過ごした。
うむ、それもまたよしとしよう。あんたの根性が気に入った!
金持ちから節約家への転身ぶり!見事!
Iミは、中学の吹奏楽部で仲良くなった。ふたりでクラリネットを吹いていた。
毎日腹筋300回してた。

彼女はさすが金持ちだけあって、新品

のクラリネットを買ってもらっていた。
私は先輩から受け継いだ新しいクラリネットを吹いていた。
彼女は器用にも上手に吹きこなし、ファーストパートを担当していた。
うまい人しかできないパートだ。
ちなみに私はセカンドパートだった。(このときは彼女をすごい奴だと思っていた、私に勝つなんてと)
私は彼女と一度だけ大喧嘩をしたことがある。
あれは中学2年の時、他愛のない話をしてる最中だ。
何かを食べた後だったのか、「口が臭い」「あんたも臭い」って話になり、ツーンっ

て怒ったIミと大喧嘩になった。
喧嘩直後に彼女の家族は、オーストラリア?に旅行だったのに、お土産もお土産話も何もなかった。
年齢を重ねるにつれて彼女だいぶ普通人に近くなってきた。
ま、変人というかお子様といった感じだったのかな。
少し前まで、アメリカ留学するとか、一人暮らしをするとか、Webデザイナーになるとか、宅建の資格をとるとか。
しかも手続きまではするんだ。実際Webデザイナーの学校には半年通ってたし。
彼女的にはいつも本気だから笑ける。
その本気さにいつもやられて、大学受験の前日の夜中に相談にこられても、私は相談を受けた。
その本気さにいつもやられて、仕事の紹介をしようとした。資格とはどういうものかアドバイスもした。アメリカに行くなら手続きも私なりに調べた。
そんな私の協力体制も空しく、いつも「ああ、あれなぁ、やっぱ無理やわ」の一言で片付けられる。
私なりの本気をあっさり蹴飛ばして、同じことを繰り返す。(え?私が学習してないだけ?)
私、自分では結構賢い人間やと思ってるけど、あいつには騙される。
いつも彼氏に「あいつは、あ~だこ~だ、もう二度と口きかんぞ!」って言うけど、
いっつもすぐに遊びにいってしまう。
しょうがない、仲良しってことだ。
そんな親友Ⅰミも今日で28歳。ちょっとはマシな大人になってほしい。
もう二度と夫婦喧嘩に、巻き込んでくれるな。
ほんと、今日のコメントは祝福でいっぱいだ!!



誕生日おめでとう

