ジョージアンスタイルの家

私は、こんな言葉知らなかったんです。

打合せの中で、人が思っていることを伝えるのは難しいですね。


こんな設計見せられて、「コレじゃない。」「じゃ、どれなんですか？」ってなって、
三井ホームの外観集の中から、「この中で一番イメージ近いのはコレ！」

って言ったら、「ジョージアンスタイルですね。」って

こういう画像、いっぱい探してきたN氏。
で、
こんな感じになった。

私が外壁、『レンガ』か『タイル』貼れ！ってこだわっていたのも、
多分Nさんにはうまく伝わっていなかったんです。
それは、担当が初めは若いAさんだったからです。
AさんがNさんにどう説明したのかわかりません。
Aさん自身、私がどうしてそんなに外壁が『塗装』ではだめなのか？良くわかっていなかったんでしょう。

高級感とか、好みの問題とかではないんです。
しいて言えば、『トラウマ』だったんです。

取得日記をはじめから読んでくださった方にはその訳が分かると思います。

ウチが今回家を買う決断をしたきっかけ。

隣の家が勝手に塗装を始めて

ウチの家の白い壁に茶色のペンキを

ベッタリとつけ、証拠隠滅の為に、

シンナーでこすって、

ウチの壁が剥げたこと！

その前から、家探しをしていた私はお尻に火がついて暴走始めたわけです。
実は、コレにはその前にもう一つ事件があって、
私がまだ結婚する前の話です。
ウチの実家は商売をしています。
店と家が一階二階なのでそこそこ大きな建物です。
で、塗装工事をしたのですが、養生をしていたにもかかわらず、
お隣の駐車場の車に塗装液が飛んだとかで、本来ならば、ウチが弁償するのではなく、
塗装業者が弁償するものです。
けど、毎日のように店先で「何とかしろ！」と騒ぎ立てられ、
挙句の果てに地域の名士まで出てきて「払ってやってくれ！」
商売してる以上ウチは泣くしかありませんでした。
塗装工事代より高い車の塗装代。
嫌な思い出です。

なので、私は家の外壁の塗装工事、絶対したくないんです。
だから、前の家も、塗装の必要がないうちにサイディング貼ってしまいました。
そして、今回の家も塗装しなくていいように、『レンガ』か『タイル』を貼る！って決めていたんです。
だから、これが私のこだわり優先順位一位だったんです。
だからこそ、ソコを否定されて私は最初の可愛がってた若い営業さんとケンカしたんです。
多分、そんなに大したことじゃないと思っていただろうね。
なんでそんなに怒るのか？訳が分からなかっただろうね。
だけど、結局その説明もする機会もなく、私の剣幕にAさんはウチの担当外されてしまったから。

だから、『ジョージアンスタイル』の家でなくてもよかったんです。
塗装の必要さえなければ、良かったんです。
だから、実は私、この家の外観そんなに好きじゃないんだ～。（笑）
でも、提案された中で、営業N氏と一緒にここはこう、あそこはこう、と
こちらの好みを反映してもらいながら、作った家です。

玄関ポーチの△屋根とか白いサッシと茶色の外壁は私の好み

だけど、ダブルハングの窓やモールディングやコラムなんかは、営業N氏が出してくれた案です。
私、本当にこの人と組んでよかったと、今も思っています。
だけど、最初の若い営業さんが居なければ、ウチは三井早い段階で諦めていたし、
その営業さんがN氏を引き合わせてくれなければ、三井と契約しなかったと思います。
人生は本当にうまくできてるって思います。
一つ一つの出来事が、積み重なって今がある。
どこか一つでも、道が違えば、私は今この家に住んでいないんです。
人生は本当に面白いです。