短い2月

28日しかない2月はただでさえ短いけれど、
今年は半分を自宅待機で過ごしたので、余計に短く感じました。
お誕生日もバレンタインデーもない2月でした…。

私と夫は元気ですが、感染した娘と息子はまだ体調万全ではありません。
娘は後遺症で、熱が出たり、毎日倦怠感を抱えて仕事に行っています。
息子は、花粉症のせいもあって、重たい咳がいまだに続いています。

かからないようにする努力は、出来る限りしてきたつもりでしたが、
それでも私たちは無力でした。

感染した本人は、辛く、家族は、心配でもあり、感染対策や自宅待機生活で
忙しく不自由な生活を強いられます。
余計な出費もかさみます。

その後も、色んな事後処理があります。
仕事を休んでいたので、その書類だったり、
コロナでは自宅療養も入院とみなされますので、入院保険に加入していれば
入院費が出ます。
その連絡や、必要書類を整えたり…。
色々とやらなきゃならないことがたくさんあります。

今は感染も少し減少傾向で、保健所などの対応も少し整ってきてるようです。
簡易抗原検査キットも出回るようになりました。

娘に関してはワクチン（ファイザー×2回）接種もどれだけ効果があったのか？
打ってなかったら、重症化していたのかもしれないと
思うしかないです。

けど、結局かかってしまったけれど、色んな対策も、やらないより
やっていてよかったと思っています。
もしやっていなかったら、「やっときゃ、良かった。」と
後悔したと思うからです。
これだけやっててもダメだったんだから、仕方がない、と
あきらめがつくからです。

職場でも何人かお休みしています。
思うに、今は子供が無症状感染者が多いんだと感じます。
おやすみしてる方たちは、小さな子供がいらっしゃるご家庭ばかりです。
うちは小さな子はいませんが、娘は幼稚園に勤務しており、
そこでは何人も感染者が出ています。
当初は休園や学級閉鎖もあったのですが、いまはやれません。
それをやると、働くお母さんたちに影響が出るからです。
そして、やっぱり園での抑え込みは不可能で、次々と感染者が出ているようです。
オトナと違って、やっぱり子供の感染対策には限界があります。
手洗いやうがいも消毒も、オトナのように完璧にはできません。
密になるなと言ってもスキンシップは必要です。
やっと、子供たちにもワクチン接種が始まるようですが、
中々進まないでしょうね。
私たちの子供のころのようにほぼ、強制的な集団接種を行えない今、
個人やご家庭の御考え次第ですから。

今日は、亡くなった父の誕生日です。
コロナ禍の前に亡くなったので、感染の心配はしなくてすみました。
でも、家で介護をしていらっしゃるご家庭はさぞかし大変だろうなと思います。

うちは自宅療養者のいる間の約1か月の感染対策、本当に疲れました。
普段の3倍の家事の量になったので、精神的な不安もあり、本当に大変でした。
でも、ゴールがありましたから。
介護は出口が見えません。
育児のようにだんだん手が離れていくのではなく、
だんだん大変になっていくのです。
それが終わるのは、お別れの時です。
本当につらい毎日だと思います。

まだまだ、特効薬が出回っていない現状で、自分の御身を守るのは
自分しかいません。
まだまだ、油断はできません。
感染しない様に、予防対策、しっかりとしていきましょうね。