立花大敬さんの人生を見ていると、神様がほんとうにいる、と思える

　立花大敬さんの生きざまを見ていると、神様が本当にいると思える。
まず、大敬さんはフリーターだった４２歳の時に、経済的にも精神的にも行き詰まり、
神様の前で
「もし、自分に役割があるなら、生かせてください。
もし自分には、役割がないのなら、これで命を終わりにしてください」とお願いしたそうだ。

それから、しばらくして、突然文章が書けるようになって、
立て続けに４冊もの本が出版されたと言う。

それからが、お任せの人生で
神様に身をゆだねて、人生が開け、
とんとん拍子に、運が開けていく。

流れに身を任せて、
与えられたことを淡々とこなし、
人生を切り開き、自分を大きくしていく。
そんな人生を送ってこられた。

普通なら、
足を引っ張る自分がいる。
「そんなだいそれたこと、私には無理」
「私にはそんな能力がない」
「失敗して恥をかくに違いない」
いろいろ、自分を否定する。
足を引っ張る言葉が、
自分の中から湧いてきて、
前に進もうとする行動を抑えつけてしまう。

大敬さんにはそれがない。
与えられた仕事を
「はい。はい。」
と言って、受け入れる。

そうして、肩の力を抜いて
人生を切り開いてきた。

本当は、なんでもできてしまうんだ
怖いから、できないと自分を引き戻してしまうのは
自分なんだ。

大敬さんの人生を見ていると、
なんでもできるんだという気がしてくる。

立花大敬さん講演会

　立花大敬さんの講演会があった。
いつも自然体で、淡々とお話になる。
お話の後で、延命十句観音経を参加者全員で唱えた。

えんめいじゅっくかんのんぎょう
延命十句観音経

かんぜおん　　なむぶつ
観世音　　　　南無仏
よぶつういん　　　　よぶつうえん
与仏有因　　　　　　与仏有縁
ぶっぽうそうえん　じょうらくがじょう
仏法僧縁　　　　　常楽我浄
ちょうねんかんぜおん　ぼねんかんぜおん
朝念観世音　　　　　　暮念観世音
ねんねんじゅうしんき　ねんねんふりしん 　　
念念従心起　　　　　　念念不離心　　


〔和訳〕
観世音菩薩に帰依いたします。仏に帰依いたします。わたくしどもは仏と同じ因、
仏と同じ縁をもった世界に生きております。そしてそれは仏・法・僧の三宝とひとつ
につながっている世界です。この世界は常・楽・我・浄の理想世界です。
朝に観世音菩薩を念じ、夕べに観世音菩薩を念じます。
その一念一念はすべて悟りの世界から起こったものであり、悟りの世界を離れた
ものはなにひとつありません。