年頭に読んだ本をここで。
広瀬隆さんの「原子炉時限爆弾」(ダイヤモンド社)
「東京に原発を」などの著書で知られる広瀬さん。
帯には「著者15年ぶりの反原発書」とある。
ここでは浜岡原発を東海地震が襲ったら、
という前提で書かれているが、
起こっていることは今、
福島第一原発で起こっていることが
「予言」されている。
当然いくつかは幸い当たらなかったが、
「中越沖地震の際は、
外部電力が供 . . . 本文を読む
ついに開いてしまった「地獄の門」。
三陸沖の巨大地震。かつてない大津波。
そして、原発のメルトダウン。
中越沖地震で開きかけた門が「開門」した。
地震はいつかやってくる。
それに対して人間は準備をするはず。
しかし、どこかで人間は(特に日本人は)、
「きっと大丈夫」と考えるのかもしれない。
それを生みやすい構造でもあった。
津波情報は「4m以上の津波」という形で報道された。
「4mの津波」 . . . 本文を読む