ウォッカ、引退へ

マクトゥームチャレンジラウンド３で８着に敗れたウォッカは
レース中に鼻出血を発症していたということで、
引退レースとなる予定だったドバイワールドカップを回避、
引退してアイルランドで繁殖入りすることに。　

ダイワスカーレットやレッドディザイアのように、
いつでも持てる力の全てを発揮するのではなく、
強さと脆さが同居した、不思議な魅力の名馬でした。

万全ではなかったといえ惨敗のままターフを去るのは
彼女自身、不完全燃焼で残念なことでしょう。

でも、これからはお母さんとして頑張って、
一足先にお母さんになったダイワスカーレットと、
産駒対決で競馬を沸かして欲しいです。

ＧⅠ７勝、獲得賞金13億3356万5800円は、
牝馬では破られない記録となることでしょう。

今まで本当にお疲れ様でした。


さて、ライバルだったスカーレットには３月６日、
初仔が無事誕生したようです。

５０キロと中サイズの牝馬で、今は鹿毛に見えるけれども、
将来的にはお父さんと一緒の芦毛になるとのこと。

お父さんみたいにお鼻がピンクなのかな…。
それともスカーレットに似ているのかな…。

あと２年半経てば、きっとターフに登場するはず。
無事にスクスク育って欲しいですね～。