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一口馬主生活の喜怒哀楽

シルク2歳馬 馬名決定

2024-01-27 10:31:03 | 馬名関連
先日、シルクの2歳馬の馬名が決まりました。
残念ながらここでは主人、名付け親にはなれなかった模様w


◆プリモシーンの22(父:エピファネイア)



競走馬名:プリモシークエンス
欧字表記:Primo Sequence
意味由来:母名の一部+一括りの

2024.01.03
在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「この中間は週3回坂路コースでハロン15~16秒ペースで登坂させているのです
が、相変わらず口の硬さがありますし、道中も物見が激しいですね。それに周りの音に
敏感ですから、気性面の成長は不可欠と言えます。それでも、まだ心身共に幼いなかで
も動きは良くて、それに人とのコミュニケーションが決して下手な訳ではないですし、
現状の感じであれば移動時期はそこまで遅くならないのではないでしょうか。また、先
日木村哲也調教師が来場されて本馬を見ていかれましたが、『段々と良くなっています
し、血統的にも期待している馬の1頭です』と褒めてくださいましたので、その期待に
応えられるようにこちらもしっかりと鍛えていきます。なお、この後に関しては現状の
ペースで基礎を固めつつ心身の成長を促していくつもりです」馬体重516kg


◆マイハッピーフェイスの22(父:キタサンブラック)



競走馬名:アルバパテラ
欧字表記:Alba Patera
意味由来:火星にある巨大な火山名。本馬の馬体より連想

2024.01.03
在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「相変わらずトモを中心に緩さを残している現状ではあるものの、継続的に乗り込
んできたことでこの馬なりにはしっかりとしてきましたね。この中間は坂路コースで3ハロ
ン46秒くらいのところまで進めていますが、1日2本乗ってもへこたれることなく良い脚色
で登坂していますし、何より気難しいところを見せないため、非常に乗りやすいのが本馬
の特長です。また、飼い葉食いが良好ですからこの時期としてはボディコンディションも良
いですので、まさに非の打ちどころがない馬ですね。4月生まれとは思えないほどの本馬で
すが、血統的にも完成してくるのは先でしょうし、今後も状態を見ながらペースアップの時
期を検討したいと思います」馬体重538kg


◆ラッドルチェンドの22(父:キタサンブラック)



競走馬名:ルチェンテ
欧字表記:Lucente
意味由来:光輝く(伊)。母名より連想

2024.01.03
在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は予定通りに乗り込めており、ここまで順調にきています。坂路コース
での2本目ハロン16秒にも問題なく対応していますよ。トモにボリュームが出たことで、
坂路では力強く真一文字に駆け上がれるほど動きに力強さが出てきましたね。登坂後の息
の乱れもなく体力面も強化されてきているのを感じます。精神的にも乗り手によって手を
抜こうとすることもなく前向きですが、さらに心身ともに成長して動けるようになってか
ら、この血統は我の強さを出すところがありますから、油断せずに接するようにしていま
す。焦らず進めていくことに変わりはありませんが、今月中にはさらに負荷を高めていく
予定です」馬体重469kg


◆クインアマランサスの22(父:ナダル)



競走馬名:クレーキング
欧字表記:Clay King
意味由来:赤土の王者。父名、母名より連想

2024.01.03
在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「まだナダル産駒の特徴を掴み切れていない部分はありますが、他厩舎のスタッ
フに聞くと総じて動きは良さそうですし、本馬もその例に漏れることなく良い走りをし
てくれていますね。ただ、坂路でのフットワークは特に気にならないのですが、周回コ
ースになるとややトモのバランスが崩れ気味となってしまいます。乗っている感覚とし
てはそれほど悪くはないですので、恐らく力が付いてくればその点は解消されるかなと
思いますし、なるべく後ろを使わせつつ調教を進めていきたいですね。気持ちの方は多
少ピリッとする部分はありますが、何とか我慢はしてくれていますよ。脚元に関しては
今のところ大きな問題は無いものの、右前繋靭帯を痛めた経緯がありますので、今後は
坂路中心で進めていった方が良いのかもしれませんね」馬体重472kg


◆ロザリンドの22(父:サトノダイヤモンド)



競走馬名:メリザンド
欧字表記:Melisande
意味由来:戯曲の主人公名。母名より連想

2024.01.03
在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「その後も順調に進めることが出来ていましたので、この中間はより負荷を強めた
メニューに移行しています。先月半ばより坂路コースを3ハロン45秒ペースで登坂していま
すが、重苦しさはなく最後まで軽快に駆け上がることが出来ています。早い組でしっかり
調教を進めることが出来ていますし、元々ポテンシャルの高い馬だと思っていましたが、
期待通りの走りを見せていますよ。飼い葉をよく食べて肉付きも良くなってきましたから、
ここまで良い成長曲線を辿っていると言えるでしょう。ゆったりとした距離で良い走りを
見せてくれそうですから、6~7月頃の移動を視野に入れています」馬体重439kg


◆トレジャーステイトの22(父:フィエールマン)



競走馬名:ビリングス
欧字表記:Billings
意味由来:モンタナ州最大の都市名。母名より連想

2024.01.03
在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「引き続き周回コースと坂路を併用して乗り込んでいます。週2日は坂路コースでハ
ロン16~17秒ペースから終いは15秒台へ伸ばすように乗っています。周回コースでは週3日
2,700mのキャンター調整を行っています。物見がきつくて走り出すまでは苦労することも
あるのですが、走り出してしまえば気持ちは安定してくれますね。とても柔らかい筋肉の持
ち主でまだ全体的に緩さを感じさせますが、背中の感触などから芯が入ってくれば、かなり
走ってくれるようになるのではないかと期待しています。春というよりは夏を過ぎてからグ
ンと良くなりそうな印象なので、寒い時期はペースアップを急がずに進めて行きたいと思い
ます」馬体重453kg


◆エスメラルディーナの22(父:オルフェーヴル)



競走馬名:グレインワーク
欧字表記:Grain Work
意味由来:金細工の技法のひとつ。父名より連想

2024.01.03
在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「この中間は週4回坂路調教を行っている内の週1回は16-15ペースまで進めており、
加えて周回コースにて2,700mのキャンターを行っています。テンションが高くなる時はあ
るものの、すごく手の掛かる馬ではありませんし、道中の折り合いも我慢することが出来
ていますね。血統的にはダートかなという印象ではあるものの、フットワークを見ると芝
でも十分対応できそうで、ここに来て素軽さが出てきました。先日来場された池添学調教
師は『とても良くなっていて今年のデビューが楽しみです』とかなり期待している様子で
したし、こちらも早期移動で送りたいと考えています。ただ、左前に疲れが溜まりやすく
歩様も硬くなりがちですから、よくケアしながら引き続き坂路主体で乗り込んでいきます」
馬体重482kg


◆ローブティサージュの22(父:キズナ)



競走馬名:ラトラース
欧字表記:La Trace
意味由来:轍(仏)。父名、母名より連想

2024.01.03
在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間も順調に調整できており、週4回坂路コースでの乗り込みを行っていま
す。16-16を中心に日によっては終いハロン15秒まで脚を伸ばすようにしており、背腰に
はまだ頼りなさが残るものの、パワーやスピードは良いものを兼ね備えているなと感じま
す。ただ、特に後肢の動きを中心に捌きには硬さがあって、それを馬自身も窮屈に感じて
いることもあるのか、柔軟性が必要な丸まった身のこなしをするのが少し苦手な印象があ
ります。そこは今後も良化を図っていく必要がありますが、気性的には荒さがあって、勝
手に自分を追い込んでしまう面も見られますから、あまり無理はさせずに精神面に気を付
けながら進めていきたいと思います。段々と調教の負荷が高まってきたこともあり、飼い
葉は少し残すようになってきていますが、馬体は良い感じでキープ出来ていますし、この
時期でも毛艶はピカピカで健康状態に異常はありません」馬体重470kg


◆サロミナの22(父:ドゥラメンテ)



競走馬名:サリーチェ
欧字表記:Salice
意味由来:柳(伊)

2024.01.03
在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「先月お話させていただいた馬体重については、ここに来て盛り返してきました
し、安定するようになりましたね。丁度苦しい時期だったようで、そこを乗り越えたこ
とで心身共に一段と充実してきました。この馬の武器はとにかく体幹が強くて、走って
いる時の安定感は他馬と一線を画していますよ。まだどうしてもこの時期の2歳馬らしく
緩さはあるものの、それを感じさせないくらい走りのバランスが良いですし、道中もし
っかりと折り合いが付いていますので、15-15でも良い形で登坂することが出来ています。
この調子で進められるようであれば早期移動を視野に入れられると思いますが、血統面
を考えるとまだまだ成長の余地を大いに残していますし、阻害しないように進めていきま
す」馬体重471kg


◆メリーウィドウの22(父:ナダル)



競走馬名:ヴィリアリート
欧字表記:Vilja Lied
意味由来:オペレッタの挿入歌。母名より連想

2024.01.03
担当者「順調に調教の負荷を高めていくことが出来ています。12月中旬からは周回コースを
週3回に増やし、週2回の坂路では2本目にハロン16秒台を計時するペースにも慣れて来て
くれましたね。登坂するたびに動きが良くなっていますし、息遣いにも余裕が出てきました。
先月まではラスト1ハロンに入ると、全身で動ききれない様子でしたが、ここ最近は最後ま
でしっかりと駆け上がるようになってきましたよ。とはいえ馬体はまだメリハリに欠けます
し緩さもあるので、じっくりと乗り込んで体幹を鍛え上げていくつもりです。また、気性面
には敏感な面が残りますが、人の指示にはしっかりと反応してくれますよ。脚元は定期的に
チェックしており、現時点では乗り込んでいける状態です」馬体重544kg



さて、ここから馬名に関する私の「私見」を書きます。
正直な気持ちを書きますので、できればスルー推奨です。
そして反論等、一切受け付けませんのでご了承お願いします。
何故なら、これは単なる私の「感想」に過ぎないからです。
反論されても、「はぁ~、そうですか…」としかなりませんからねw


私が馬名で一番重視するところはその馬名の「音の響き」です。
どんなに故事来歴が良く考えられていても、響きが良くないとダメ。
牝馬には可愛らしい名前がいいですし、牡馬なら勇ましい名前が好きです。

そして、忌み嫌う要素が一つ。
「最下位」を連想する「ビリ」や「ヴィリ」が入る事。
つい最近もランビリーゾが未勝利で終わりました。
その時は「名前がねぇ…」と思ったものです。
今回、ビリングスヴィリアリートの名前を見た瞬間、
名付け親さんには申し訳ないですが、絶望的な気分になりました。

この2頭には「そんなジンクスなど杞憂だったね!」っと思わせて欲しいです。
本当に、心からそう願っています。
そして今後、自分の愛馬にこのような名前がつかない事を願うばかりです。


それはさておき、皆、このまま順調にデビュー出来ますように。
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