動物性タンパク質

まだ銀ちゃんと雪ちゃんがヒナヒナの時、
動物性タンパク質を摂取させようと
粉々になったカツオ節を文鳥用として瓶に入れたことがある。
その頃は、ふたりともカツオ節に見向きもしなかったので
カツオ節入りの瓶はパソコン机に放置されたままだった。

最近になって銀ちゃんが、
置き去りになった瓶を気にし出した。
中をじぃ～っと覗いているので、蓋を外してやると
おそるおそる覗きこんでは後ずさり、また覗いていた。

しかも、カツオ節のにおいがきついのか
くしゅん！と鼻水を飛び散らせながら、また覗く。

「もしかして、食べたいの？」
と思って、台所からもっと新鮮で粉々になっていない
カツオ節を持って来てやった。

すると、ペラペラ・パリパリしたものが大好きなだけあって
すぐに食いついた。
食べやすいようにと思って粉々のを与えたりせずに
そのままあげれば、当時から食べてくれてたかもしれない。

その後、銀ちゃんにつられて
雪ちゃんも、怖々つっついていた。