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カナダにいらっしゃい!

Bilingual教育/Essay指導専門家。カナダ留学の穴に落ちた日本人救出中。カナダ大平原エコキャビン在住。

迷子になった日本の教育:データで理解度判定?また子供をロボットと勘違いしてませんか?

2023-06-09 10:45:51 | 外国から見た日本

PodCast カナダにいらっしゃい!

こんな見出しを日経新聞で見かけました。

PodCast…..

 

学習の理解度、データで判定 デジタル教育で実証実験

政府、授業の質向上へ

 

思い切り、曖昧な表現を並べてますね、それも見事に全部バラバラ。

 

一体何が言いたいのかひとつひとつバラして行きましょう。

「学習の理解度」とは、日本の教育ではどう定義しているんでしょうか。

 

日経新聞読んでみます。

 

「デジタル庁は小中学生などの学習をデータ分析する実証実験を6月に始める。自治体と協力してデータの抽出や分析の方法を検証する。教材の利用状況を調べ、生徒が理解に苦しむ箇所や関心を持つ分野の判定に役立てることなどを想定する。」

 

「学習の理解度」については明確な定義をしてませんね。 

相変わらずの日本。クリティカルシンキングなしでまたまた勝手におじさん達が子供たちの教育をかき回そうとしているようです。

敢えて言うならここですか? 「生徒が理解に苦しむ箇所や関心を持つ分野の判定」

PodCast…..

 

私は40年間、日本の生徒を教えて来ましたが、そもそも「教える」というより、個々の生徒がそれぞれのスピード、能力、方法で学ぶ。脳が学ぶのをあくまでも助ける立場であると思っています。それが教育、「脳を育てる」ですね。

日本が何をやろうとしているのか知りませんが、個性あふれる日本の子供が、またまたロボットになっていくデータで学びを判定の恐ろしい試みだと思います。

PodCast…..

 

ふと思いついてしまいました。

通常のカナダクラブではなく、「日本の子供を救えカナダクラブ」も必要かも。

子供の本来の能力を殺さず、伸ばしたいですか?

 

じゃ、

カナダクラブにいらっしゃい。

脳が殺されてしまう前に。

 

そして、能力がいっぱい進化したら

カナダにいらっしゃい!

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Podcast [カナダにいらっしゃい!] 


日本女性カナダへ大量移民中- 女性差別日本にNO!

2023-03-10 10:31:20 | 外国から見た日本

Gender inequality driving wave of female Japanese immigrants to Canada

「日本の女性差別に嫌気が指した日本女性、押し寄せる波のようにカナダに移民中」

という記事がカナダ国営MediaCBCに登場しました。

パチパチパチ!!!!!!!    👏👏👏👏👏👏

2001年から2021年までの日本からカナダへ移民した人(約14,000名)のうち、なんと!76%が女性。(カナダ統計局)

日本の朝日新聞によると550,000以上の日本人が外国の永住者として(そのうち62%が女性)働いており、その最大の理由は日本の停滞する経済、大きな自然災害への恐怖(2011年の地震のような)、そして特に!日本社会に深く根ざした女性差別だと言うことです。

パチパチパチ!!!!!!!     👏👏👏👏👏👏

「私もその一人です!理由も同じ!カナダの永住権を取り、性別で差別されない一人の人間としての自由を感じています。」

 

the World Economic Forum's annual Global Gender Gap Reportによると、女性の権利を認め社会で力を持つ(empowerment)ことに対しては日本はほぼ進歩がないと報告されています。世界から見てとても恥じるべきランキングを持つ日本。女性のエンパワーメントを促進する点において、日本は世界150カ国中120位、先進国が加盟するG7の中では悲惨な最下位という地位にいます。

 

「こりゃ、あかんわ。」と日本から女性が逃げ出すのも当たり前。

そんな日本女性のひとり、現在トロント大でSocial Work Professorを務めるIzumiさん。2002年にカナダに来ました。

彼女曰く

「日本では女性も男性と同等に高等教育を受けていますが、大学卒業後ただちに、現実問題として女性たちに襲いかかるのがジェンダーギャップです。日本社会は、未だに女性は子育てと家事を担うものだと、不公平・不均衡な期待をしています。女性がキャリアを積み、仕事で活躍することからまるで遠ざけようとするかのように。」

「日本社会のあらゆる場面において、男性優位が非常に強いです。」

 

全く同感です。 👏👏👏👏👏👏

 

私も男性優位と取っ組み合いを長年頑張りましたが最後には「アホくさ、時間とエネルギーの無駄。自分を大切にするためにカナダに移住しよ。」とカナダにやって来ました。

 

それが根底にあり、日本女性が大いなる不満を抱えていることこそが、日本女性がカナダに大波のようにやって来る理由だということです。まずは、ワーキンググループで来加したり、カナダの配偶者を見つけ永住権に至るケースが一般的だそうです。言葉の壁に直面したり、意義のある仕事を見つけられず帰国する女性もいますが、数としてはは多くありません。

 

カナダの大学でGender Studiesを教えるHollerは、以前東京で教えていた経験もあり、こう述べています。

「日本女性が大波のようにカナダに移民することに対して、日本はもっと深刻に関心を持つべきです。年老いて行く日本と、少子化による子供の数の大幅な減少に深刻な影響を与えてしまうはずですから。」 

「日本は今真剣に世界を見、自国の伝統文化と西洋の個人主義とのバランスをもっとうまくとれるよう考えるべきです。日本女性の願望をもっと真摯に受け入れるためにも。」

 

何で、わからないのかと思いますね。

日本は自分のせいで貴重な人材をどんどん失っていることをなぜもっと真剣に考えようとしないのかな。

 

必死になって少子化を食い止めようとしているのかと思いきや、全くその原因すら理解しようとしていないです。

日本女性が子供を生みたくない、結婚すらしたくないのは、男性優位の「女性はこうあるべき」の中に入れられることに強力な拒否感を持っているからです。

「女だから、こうすべき」なんてオヤジたちに説教される意味がわかりませんよね。

あ〜うるさいなと、とっととカナダに出て行ってしまうのも当然。

カナダは、女性としてではなく、一人の人間として扱ってくれますから。

 

日本女性がどんどんカナダに流出し、カナダで結婚し、カナダの永住者となり、日本で生むはずの子供をカナダ人として生んで、カナダ社会の発展に貢献している事実を、日本のリーダーたちはどう捉えているんでしょうね。

カナダはずいぶん得をしていますよ。

私も、貴重なスキルと頭脳を武器にカナダに移住しました。 日本に貢献するにも、余りにも差別が多すぎ、と。

Hollerはこうも述べています。

「カナダは世界中から高学歴の移民を惹き付けるのに素晴らしい成果をあげています。カナダにどどっとやって来て永住者となり住み着く日本女性も同じ。カナダの国と社会に多大な貢献をしている人たちです。」

 

カナダが笑顔で得をしているわけです。

 

ところで、3月8日はInternational Women’s Dayでした。

カナダに移民し、活躍している女性たちが光り輝いています。

専門知識とスキルを持った女性移民たちがカナダをどんどん発展させている様子が素敵です。 

例えば

Dr. Michelle Barton Forbes is a Jamaican-born pediatric infectious disease specialist. 

 

Zita Somakoko is from the Central African Republic, where she married her high school sweetheart. After their relationship unravelled and became abusive, she fled to Canada at age 34 and eventually her children were able to join her. Zita now owns her own human resources consulting company.

(女性に対する暴力が容認されている国から、女性を難民として受け入れているのもカナダです。)

 

Toos Giesen-Stefiuk

Toos Giesen-Stefiuk and her family moved to Canada from the Netherlands in 1981, settling in Gravelbourg, Saskatchewan. Gravelbourg is a small Prairie town that has grown and flourished for more than a century thanks in part to its diversity and openness.

 

さぁ、日本がどうにも窮屈な女性のみなさん。

カナダを試してみるのもGood Idea.

 

移住前、日本とカナダとを年に8回も往復するという鉄人ペースで仕事をしていたことがあります。

カナダに降り立つたびに、す〜っと肩の力が抜け、ひとりの人間に戻れる気がしていました。

日本に帰り、元の生活に戻るたびに「あぁまた、どこの誰々さん、誰々さんの奥さん、誰々さんのお母さん、そして男性でなく女性であること。」を痛烈に意識させられたのを覚えています。窮屈で、心が凹みそうでした。

 

自分の人生を生きたい、日本の女性差別に押しつぶされたくないみなさん。

応援してます。

 

カナダにいらっしゃい!

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不登校24万人の異常さー「これはいかん!」

2023-01-24 10:48:46 | 外国から見た日本

文科省によると、不登校倍増の24万人になったそうですね。

そもそも「不登校」とすべてごちゃまぜにして24万人と呼んでますが、日本の子供に一体何が起こっているのか。

大きな太平洋を超えた向こうのカナダから「これはいかん!」と目を凝らしてしまいました。

 

私が太平洋を渡り、カナダにベースを移した2016年の不登校の数からなんと100,000以上も増えてます。

日本の子供に何が起こっているのでしょう。

PodCast…..

 

え!不登校でもカナダ留学出来ますよと宣伝しているエージェントが、あるわあるわ。

このエージェントたちには良心はないのかと怒りを感じます。

 

日本、自分の国で学校に行けなくなった。

理由はそれぞれ、でも学校に行けなくなった。

なんで、「じゃぁ、カナダ」になりますか?

それぞれ個々の不登校の理由も、原因も、またもともと持っている学力も、適正もみんな違うはず。

それを「不登校?じゃ、カナダに送りましょう。」は、悪名高い日本の「みんな同じ横並び」教育と何が違いますか?

PodCast…..

 

でも、この不登校問題、遠いカナダから「何か出来ることはないか」と考えています。

日本の困っている子供を助けたいです。

 

カナダにいらっしゃい!

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「学ばない日本人」

2023-01-05 11:29:37 | 外国から見た日本

2023年、あけましておめでとうございます。

激動の世界の中、たった一ヶ月後にも一体この世界がどう変わっているのかの予測すらつかない未知の歴史に突入してしまった人類。

そんな中、広〜いカナダから、日本の優秀な若者を見つめ、未知の泥沼の中からどう引っ張り出して行くか、ますます気合を入れている新年です。

日本の中だけで自分の将来を考えないで、世界レベルにはどんな能力と突拍子もない態度が必要かを知らせながら、ぐいぐいリードしたいです。

そんな中、またまた不安をそそるこんな言葉を日経新聞で見かけました。

 

「学ばない日本人」 ははは。 知ってます。 笑ってしまいました。

大正解、「学ばない日本人」

日本の生徒のみなさん、特にカナダクラブ・UX Englishで学んでいるみなさん、「学ばない日本人」にならないようにね。 

PodCast…..

 


アルバータ大平原から「こら!日本の大人!」

2022-11-11 10:31:42 | 外国から見た日本

@machikoosawa    

 

カナダ・アルバータのCanadian Prairieど真ん中のキャビンから

日本の優秀な頭脳がカナダにやって来るリードをしています。

 

日本の教育には存在しないクリティカルシンキング思考法を使い

エッセイ・Literary Studies、サイエンスと

カナダ大学留学に絶対必要な知識をど〜〜〜んと教えてます

 

「日本の教育で一体どんな大人を作りたいのか、さっぱりわかりません。」

定義なしの教育の失敗をカナダから吠えています

PodCastをどうぞ  

 

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