~通~

人生良い時もそうでない時もある。
だけど、毎日を精一杯生きよう。
決して意味のない日なんてないのだから。

『来た道…行く道…同じ道』。

2016-05-09 13:32:03 | 日記
今日は、
同居の義母を総合病院🏥に連れて行きました🚙。




連休明け朝イチからの病院🏥はとても混んでおり、
いかにお体等のお悩みで病院を必要とする方々が多いか…と、
まざまざと感じました。





自分の足でスタスタと歩く🚶コトが以前にも増して出来なくなってきている義母ですので、
私は駐車場に行く前に病院入口の横のロータリーでまずそこに義母を下ろして椅子に座っていてもらって、
その後私が駐車場に車を停めてから戻ってきて義母を車イスに乗せて院内に入ろうという計画で病院🏥に向かいました。





ロータリーを曲がろうとした時、
私はいろいろな思いを感じた瞬間でした。





私の前には4台程車が列を為しており、
どうやらその車たちも高齢の患者の同伴ご家族であろうと思われますが、
どの車の方(かた)も、私と同じ行動をしていたのです。






運転席のご家族(息子や娘や嫁など)の方は、ロータリーの所定の場所に一旦車を停めると、
車から降りてきては後列に乗せて来たやはり足のご不自由な高齢の患者を下ろしてそこに置いてある椅子に腰掛けさせてから道路向かいの駐車場に車を向かわせていました。





そうです…。
私と全く同じです…。






人の行動の基本は歩くコト!と言われますが、
高齢になられ自分の足が自由に効(き)かず思うように歩けない…というコトは、とてもはがゆく辛いコトだと思います。





だから、そんな患者が病院にかかるコトすら本当に大変な事なのです。





だからこそ身近にいる家族は、
患者が病院に行けるようにと、自分の時間をさいて病院に連れて行きます。





正直…、自分のコトや仕事や他の家族のコトや…、た~くさんやるコトがあっても病院の予約の為に仕事をお休みさせてもらったり自分のコトを後回しにしたり…と、
付き添う家族自身も大変な事はたくさんあります。





だけど、
足の不自由な患者にとって、
自分が思うように自分で行けない事そして家族の手を煩(わず)わせていて申し訳ない…という事は、
患者本人がイチバン感じているところなのだと思います。






だから、
高齢の方々の息子や娘や私みたいな嫁などという立場の者は、
大変だけどその患者に向き合わなければならない年代に来ているのだと思います。







私たちも皆(みな)、昔は子どもでした。






それこそ風邪をひいたりお腹を壊したりして、忙しい親に病院に連れて行ってもらったのです…。






そんな優しく看病してくれた親の世代が今高齢になり…だんだん弱くなっていく…。





仕方がないコトだけど、辛い現実です…。








子どもの頃優しく助けてもらった親の世代に、
私達は今
恩返しする時期なのでしょうね…。








昔自分が子どもの頃…、






母親に『通子(かよこ)お前な…、来た道行く道みんな同じ道だぞ…』と、教えてもらった記憶があります。






その頃はよく分からなかったコトバが、







今少しずつ分かってきたような気がします・・・。