という小説を読みました。
小林泰三の短編ホラーです。
弟の部屋から勝手に持ち出しました。
久しぶりに本読んで集中できたのがよかったのか、咳と鼻水が治まってきたようなきがします。
単に薬が効いてきただけかもしれないけど。
クリスマスにホラー小説を読む私。
メリークソスマス!!
アーメン。
『玩具修理者』では、途中で生物と無生物の違いについて議論される場面があります。
人間は生物、猫は生物、植物は生物、コップは無生物、石は無生物。
これらはどう判断され生物と無生物に分けられているのか?命の有る無し?では命とは何か?
成長するものが生物?成長しなくなったら無生物?では鍾乳石は生物か?繁殖するのが生物?しなかったら無生物?
地球は生物か?
“地球は生きている”という発言、これ比喩的な意味でだ。しかし世の中には本当の意味で地球が生きていると主張している人々はいるらしい。地球生命説と地球非生命説、どちらが正しいとは言い切れない。ただ両者とも“そう思っている”という全く根拠の無い議論だからだ。
結局、生物か無生物かを判断する根拠は判断されるものにあるのではなく判断する人にあるのだということ。
私たちの判断は大人から教えられたり、無意識のまま脳に取り込んだ根拠の無いものだということ。
私たちの生きているこの日常だって実は虚像空間かもしれない。
生命にも根拠は無いから。
全ての始まりに根拠は無い。
さて、夕ご飯食べよ。
小林泰三の短編ホラーです。
弟の部屋から勝手に持ち出しました。
久しぶりに本読んで集中できたのがよかったのか、咳と鼻水が治まってきたようなきがします。
単に薬が効いてきただけかもしれないけど。
クリスマスにホラー小説を読む私。
メリークソスマス!!
アーメン。
『玩具修理者』では、途中で生物と無生物の違いについて議論される場面があります。
人間は生物、猫は生物、植物は生物、コップは無生物、石は無生物。
これらはどう判断され生物と無生物に分けられているのか?命の有る無し?では命とは何か?
成長するものが生物?成長しなくなったら無生物?では鍾乳石は生物か?繁殖するのが生物?しなかったら無生物?
地球は生物か?
“地球は生きている”という発言、これ比喩的な意味でだ。しかし世の中には本当の意味で地球が生きていると主張している人々はいるらしい。地球生命説と地球非生命説、どちらが正しいとは言い切れない。ただ両者とも“そう思っている”という全く根拠の無い議論だからだ。
結局、生物か無生物かを判断する根拠は判断されるものにあるのではなく判断する人にあるのだということ。
私たちの判断は大人から教えられたり、無意識のまま脳に取り込んだ根拠の無いものだということ。
私たちの生きているこの日常だって実は虚像空間かもしれない。
生命にも根拠は無いから。
全ての始まりに根拠は無い。
さて、夕ご飯食べよ。