コロナ自粛中の街の風景-2
2021年 新型ウイルス時代 第三波の渦中、緊急自粛期間
誰かがコロナと言わず新型ウイルスと言おうと言っていた。同感した。コロナが悪いわけではない。トヨペットコロナ、コロナの家電製品・・・コロナの名が可哀そうだ。それである工事の設計仕様書に「エアコン コロナ社等々」と応援のつもりで書いたら評判が悪かった。
新型ウイルス元年に当たる昨年はインターネットの環境がかなり完成していたためテレワークやオンライン会議、リモート授業、割とすんなり移行できて新しい日常として大活躍したのだと思う。 今やオンライン対面が普通で特に対面することをリアルで・・という。 うちの住まいは十五世帯の集合住宅で自宅兼事務所としているので何も環境は変わらないのだがこの頃、皆さんご自宅で一斉にリモートワークや授業を行うために弊害も起きている。
ブロードバンド時代、高速大容量時代の良好環境なはずが両肩に猫が乗ったようにネット速度が落ちて重くなるのだ。いわば20年前のインターネットのような状態。蕎麦屋の出前が「今出ました!!」状態ではない。画像が届かない。 例えるならウーバーイーツのお兄さん達が縦横無尽の方向から全速力で配達に走ってきて玄関で並んでいる状態ぽいなあ。なぜかスマホまで重くなる。 なぜスマホまで?と思ったが?無線は家の同じルーターのwi-fiに接続しているので当然そうなるらしい。 動画や音楽の通信量は半端ない。またスマホの写真の解像度は進化が激しくタタミ一枚の大きさで印刷しても鮮明な写真になる容量である。 パパがママに「これからレモンサワー買って帰る♡」の簡潔メールの比ではないのです。 (だから工事屋さん!! デジカメで工事写真帳に貼る程度の写真はノーマルモードという解像度で撮ってもいいのです)
さて、マンションには制限があり決まった容量しかないのでこんな時はパソコンにウイルスが移ったと思わないでルーターを一度リセットしてみるのがいい。こんな時はルーターをよく見ると緑色であったランプがオレンジになっていることが多い。リセットとは電源を数秒間抜いて差し替えるだけのことです。例えるなら「小人の掃除屋軍団がモップを持って一斉に電線内の清掃に来るようなものらしい。そして「4階の高校生は朝からずっとリモート授業受けていたよ」とおしゃべりの小人が呟いていた。 という事はないが・・・こんな話ってわかりますか?
(2021-12 未発表)*写真は20204月緊急事態宣言中 新宿西口の平日午後