ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

山梨大学ワイン科学研究センター

2024年07月14日 | 山梨ワイナリー2024
山梨大学ワイン科学研究センターを見学



果実酒を専門に研究する全国でただ一つの研究機関として戦後1947年に設立されました。

鈴木俊二教授直々に研究センター内部をご案内していただきました。

建物前の畑


甲州の他、シャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンなど主な欧州品種が数種類栽培されています。

この畑は見せるためのもので、別のところに3haの農場を所有しています。剪定や収穫は未成年の学生さんが行うそうです。



リーフロール病にかかって葉が赤褐色になっているブドウがありました。


建物の中を見学


官能検査室




会議室のシャンデリア お洒落!


醸造所




ワインはステンレスタンクで発酵、育成。樽は使わないので、樽の中はブランデーやポートタイプのワインが入っています。

地下のセラー

かつて地下の一部は防空壕だったそうです。

昔使用されていた圧搾機、破砕機


ここで造られたワインが年代別に保管されています。


研究用として免許を受けた上で造っているので、外へ出すことは出来ません。研究はしているので商品化になったものもありますが、それはメーカーさんが造って販売されています。つまり研究目的のため販売は出来ず、余ったワインは蒸留してブランデーにしたり、発酵途中でアルコールを加えてデザートワインにしたりして保存されています。

蒸留酒のポットスチル


最後に講義室でレクチャーを受けました。

鈴木教授は面白い方で、内容もわかりやすく、大変楽しめました。

有意義なお時間をいただき有り難うございました!

この記事についてブログを書く
« お食事処もりやま | トップ | サドヤ »