ひよしぶろぐ(奈良県東吉野村立東吉野中学校)

東吉野中学校の様子を発信するブログです。

人工赤血球

2024年07月09日 | 学校行事
6/26、本村役場で献血がありました。血液は生きた細胞の集まりなので、長期保存ができなくて、人工的に造ることができないということです。日本赤十字社によると、近年、若年層の献血が減少していて、30代以下は令和3年度までの10年間でおよそ30%減り、献血には年齢制限が設けられているため今後、少子高齢化がさらに進むと、血液製剤が不足するおそれがあるということです。そんな中、7/1に、奈良県立医科大学は、献血で集めた血液のうち、有効期間(約1ヶ月)が過ぎたものを利用して人工的に赤血球を作製し、実際に人に投与して安全性や効果を確かめる臨床試験を、来年度から本格的に始めると発表しました。実用化すれば、献血用の血液の不足を補えると注目されています。輸血用の通常の赤血球は、冷蔵で保存する必要がありますが、「人工赤血球」は常温で、およそ2年間保存が可能だということです。実用化できれば、いつでもどこでも輸血ができるようになります。ノーベル賞ものですね。
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