台風でお天気が心配された日に
母の一年祭を行いました
仏教でいう「一周忌」ですね
まだ納骨が済んでいなかったので
合わせて納骨の慰霊祭も執り行ったんですが
ウチの墓地は
ちょっとした山の中腹にありまして
登るのにも息切れがするような所にあります
その上
石塔は建ててあるのですが
骨壺を収める石室は穿ってないのですよ
だから
墓地の一画に穴を掘り
埋葬するのがならわしでございます
前日の雨天の日にカッパを着て
つるはしとシャベルにバールを携えて
出てくる石を砕きながら
シャベルの柄の長さの半分くらいまで掘り下げたでしょうか
三時間ほどかかりましたが
誰もいない山の墓地で
雨の中一人で穴を掘ってる姿は異様だったでしょうね
なんだか
殺人事件の犯人が遺体を埋めるって言うのは
「大変な事なんだな~」
などと妙な納得をしました
おかげ様で
ようやく一区切りがついて
自分のやるべき責任の一端が
ちょっと果たせた気がします
ところで・・・
最近の新聞記事で
ペットの弔い方についての記事がありました
ボーダーくらいだと火葬するのに7000円から20000円代
動物霊園などの墓地だと一区画10万から20万円代になるようです
しかし
その維持管理は飼い主が亡くなると滞ったりして
継続するのが困難だというのが実情のようですね
人間のお墓でさえ継承していくのが大変な時代なのですから
無理もないことです
さらに動物老後ホームのように
認知症になった犬や猫を介護するサービスもでき始めているようですね
うちも17歳まで生きた犬のめんどうを診た事がありますが
症状は犬も人間も変わりはしませんでした
まだまだ先の事だと思いますけど
悔いのない一生にしてあげたいものです
シニアになったまあや
「幸せだよ!」
て言ってくれるかな?
お父さんお母さんは
「おまえがいてくれるから嬉しいよ」
え~と
シータは墓穴掘りにつれてきませんでしたので
お写真とは関係ございませんです(笑)