今朝、顔を洗うお父さんの後について行ってユーティリティーの前の廊下でぼくは寝てしまった。
しばらくしてふと目を覚ますとヨーヨー・マが奏でるエンニオ・モリコーネの映画音楽が流れていた。
とっても美しいメロディーを雪がうっすら積もった庭を眺めながら聞くのは最高。(これはぼくには聞こえないからお父さんの妄想)
その時、夕べ久しぶりに家に泊まったお姉ちゃんが起きてきて、遅い朝ご飯を食べる前にぼくを撫でに来た。
ぼくは朝からお姉ちゃんが居るのでびっくりしたけど、おやつをいつものようにくれたからちょっと満足して、ついついよだれを垂らしてしまったので、みんなから笑われちゃった。
恥ずかしい話だけどみんなの笑顔を見るのは大好き。
ご飯を食べたお姉ちゃんは、旦那さんが一泊の社員旅行から帰ってきたとの電話を受けていそいそと帰っていった。
またね。ぼくもがんばって暮らすけど、お姉ちゃんもがんばってね。ちょくちょく遊びに来てよ。これは素直にいえないお父さんの代弁。
お姉ちゃんの車が家を離れる音が遠ざかると、さっきまで晴れていた空がどんよりと急に曇り、わさわさと大粒の雪が降ってきた。
冬には除雪の仕事もしているお姉ちゃんの旦那さんが旅先から帰ってきたから、空は我慢していた雪を心おきなく降らすのかもしれない。
12月中旬のこの雪は、根雪になる予感がする。いよいよ本格的な冬を迎えようとしている。
雪を漕ぎながら歩くのは大好きだったけど、今年はちょっと無理みたい。
お父さんに道をつけてもらわないと転んでしまう。そんな自分が情けないクレス。
でも痛い足を引きずりながらでもオシッコやウンチをするため庭に出て行くクレスは本当に偉い。お前は偉い奴だ。と言うのがお父さんの最近の口癖。
ただ、ご飯を食べる時も足が痛いから、最近ご飯が中途半端になってしまうことがよくある。
時々お父さんに後ろ足を支えてもらって食べるんだけど、前なら食べてる時に足を触られるなんて考えられなかったけど、気にならなくなった自分がそこにあることがとっても不思議な感じがする。
まあいいや。と思えるようになったんだ。
しばらくしてふと目を覚ますとヨーヨー・マが奏でるエンニオ・モリコーネの映画音楽が流れていた。
とっても美しいメロディーを雪がうっすら積もった庭を眺めながら聞くのは最高。(これはぼくには聞こえないからお父さんの妄想)
その時、夕べ久しぶりに家に泊まったお姉ちゃんが起きてきて、遅い朝ご飯を食べる前にぼくを撫でに来た。
ぼくは朝からお姉ちゃんが居るのでびっくりしたけど、おやつをいつものようにくれたからちょっと満足して、ついついよだれを垂らしてしまったので、みんなから笑われちゃった。
恥ずかしい話だけどみんなの笑顔を見るのは大好き。
ご飯を食べたお姉ちゃんは、旦那さんが一泊の社員旅行から帰ってきたとの電話を受けていそいそと帰っていった。
またね。ぼくもがんばって暮らすけど、お姉ちゃんもがんばってね。ちょくちょく遊びに来てよ。これは素直にいえないお父さんの代弁。
お姉ちゃんの車が家を離れる音が遠ざかると、さっきまで晴れていた空がどんよりと急に曇り、わさわさと大粒の雪が降ってきた。
冬には除雪の仕事もしているお姉ちゃんの旦那さんが旅先から帰ってきたから、空は我慢していた雪を心おきなく降らすのかもしれない。
12月中旬のこの雪は、根雪になる予感がする。いよいよ本格的な冬を迎えようとしている。
雪を漕ぎながら歩くのは大好きだったけど、今年はちょっと無理みたい。
お父さんに道をつけてもらわないと転んでしまう。そんな自分が情けないクレス。
でも痛い足を引きずりながらでもオシッコやウンチをするため庭に出て行くクレスは本当に偉い。お前は偉い奴だ。と言うのがお父さんの最近の口癖。
ただ、ご飯を食べる時も足が痛いから、最近ご飯が中途半端になってしまうことがよくある。
時々お父さんに後ろ足を支えてもらって食べるんだけど、前なら食べてる時に足を触られるなんて考えられなかったけど、気にならなくなった自分がそこにあることがとっても不思議な感じがする。
まあいいや。と思えるようになったんだ。