国民平和大行進・群馬・太田行進団 埼玉に引き継ぎ

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※今回の写真はフォトチャンネルとデジブックにもＵＰしました。 

太田行進団に110人が参加
埼玉へ引き継ぎ


写真＝太田市内を行進する参加者。

　国民平和大行進・太田行進団は19日、午前8時30分からの太田市福祉会館での出発式終了後、9時に太田市役所前を出発しました。


写真＝伊勢崎・境行進団と合流して行進する参加者

　行進団は午後4時に世良田東照宮前で伊勢崎・境行進団と合流。午後5時に上武大橋南側（埼玉県深谷市）に到着し、群馬から埼玉への引き継ぎ式に臨みました。


写真＝群馬から埼玉への引き継ぎ式。上武大橋南側（埼玉県深谷市）

　今日の行進参加者は延べ110人。もちろん私も今日の全コースを歩きました。

●国民平和大行進は、1958年6月20日、広島の原爆記念碑の前から、8月に東京で開かれる第4回原水爆禁止世界大会をめざして出発した日本最初の平和に向けた行進が原点です。

●国民平和大行進の歴史
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ＮＰＴ再検討会議で
重要な前進

　出発式では清水聖義太田市長からのメッセージが読み上げられ、伊藤薫太田市議会議長が激励のあいさつ。


写真＝出発式で松浦昭延行進団事務局長（写真左）に支援金を渡す伊藤薫太田市議会議長（写真右）

　続いて私もあいさつをしました。
　私は、今年が広島・長崎の被爆から65周年を迎え、今年5月のＮＰＴ（核不拡散条約）再検討会議で重要な前進が得られたもとでの平和行進であり、私自身、特別の思いをもって行進に参加したいと述べました。

　5月にニューヨークで開かれたＮＰＴ再検討会議の最終文書では、「すべての国が、核兵器のない世界を達成し維持するために必要な枠組みを確立するための特別な取り組みをおこなう必要について確認する」と明記しました。

　また最終文書では、核保有国にたいして核兵器廃絶への「いっそうの取り組み」と「具体的な進展」を求めています。

　再検討会議では、一部の核保有国の反対によって核兵器廃絶のための期限を区切ったロードマップ（行程表）をつくることは実現しませんでした。

　しかし再検討会議第１委員会は5月14日、「核保有国は、核軍備削減・廃絶における具体的な進展を促進するために、2011年までに協議を開始するものとする」「核兵器廃絶のためのロードマップについて合意する方法と手段を検討するため、2014年に国際会議を招集する」という報告草案も公表しています。

日本共産党もＮＰＴに要請

　日本共産党は、志位和夫委員長を団長とする代表団をニューヨークへ派遣し、ＮＰＴ再検討会議に対して二つの要請を行っています。

　第一の要請は、２０００年の再検討会議で確認された核兵器国の「明確な約束」の再確認ですが、この要請は最終文書に明記され、果たされました。

　第二の要請は、核兵器廃絶の国際交渉の開始の合意ですが、この要請も、再検討会議の最終文書の文言に込められました。

　私は核兵器廃絶をめぐる情勢とともに、こうした日本共産党の国際舞台での取り組みも紹介し、「今後も引き続き、みなさんと力をあわせて、核兵器廃絶のための取り組みをさらに強めるために力をつくします」とあいさつを結びました。

　それにしても、昨日は館林市が35.6度と国内最高気温となりましたが、今日の太田市の気温はいったい何度だったのでしょうか。

　太田市には気象庁の観測台がないので気温は分かりませんが、とにかく暑くて熱い一日が終わりました。

　参加されたみなさん。
　とにかく、お疲れ様でした。

　そして、伊藤市議会議長と出発式にご参加いただいた市職員のみなさん。
　ありがとうございました。