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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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「九条」太田市民の会 結成4周年-5.16平和のつどい

2010年05月16日 | 憲法・平和・外交・人権

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  9条改悪の道具となる国民投票法の施行を2日前に控えた16日、「九条」太田市民の会
は結成4周年を記念して、5.16平和のつどいを太田市内で開催。150人が参加しました。もちろん私も参加しました。



現実政治を
9条に近づけることが大切

日大名誉教授
木村隆俊氏があいさつ




  つどいでは、日大名誉教授の木村隆俊氏があいさつ。解釈改憲によって9条をないがしろにしてきた現実政治の問題を指摘し、「9条は現実に合わせて変えるべきではない
」として、現実政治を9条の理念に近づけることの大切さを強調しました。

多彩な催し
9条八木節や構成詩朗読




  宝泉9条の会の「憲法9条八木節」が披露され、続いて、構成詩朗読集団・ゆずり葉が「あなたが力」を朗読。国民投票法の問題点を具体的に指摘し、「あなたの力で『憲法
を変えない』『国民投票法を実施させない』ようにしましょう」と呼びかけました。



  来賓として出席した前橋大利根地区9条の会のみなさんからは、地域ではりだし9条通
りと評判になっている手書きのポスターが紹介されました。

記念講演
弁護士・青木一郎氏



  記念講演では、「世界平和に逆行する国民投票法」というテーマで桐生合同法律事務
所の弁護士・青木一郎氏が、国民投票法の危険な仕組みを詳細に解明。

  衆参両院のそれぞれ3分の2以上の賛成による「改憲発議後、60日から180日以内」に国民投票の実施期日が決まることについて、国会に改憲派の議員が多ければ、改憲の危険な中身が国民に知られないうちに、短期間で国民投票の期日が決められてしまう危険
性があると指摘しました。

  また改憲案の内容などを国民に周知するための広報をつくる国民投票広報協議会についても、政党ごとに所属議員数に応じて委員数が決まるため、国会に改憲派の議員が多
ければ、国民への広報周知も改憲派に都合のよいものになってしまうと強調。

  最低投票率の規定がないため、どんなに投票率が低くても投票結果が有効とされる問題や、教職員が授業で現行憲法の大切さを教えることをはじめ、現行憲法を守ることが義務付けられている公務員の運動も規制されるなど、さまざまな角度から国民投票法の問題点を告発。大切な憲法を守るため、みなさんとご一緒にがんばりたいと決意表明し
て青木氏は講演を結びました。

落語で9条を



  記念講演に続いて、信楽(しがらき)亭大魔王氏が落語「禁酒番屋」のなかで、「自
分は教員ですが」と自己紹介。(公務員法で禁止されているアルバイトではありません)

  教え子を戦場に送ることになる憲法改定は許せないと強調したうえで、「数十年前までは、『お国のために命を投げ出せ』と学校で教えていたのが、いまでは絶対にそんなことは教えなくなり、どんな生まれ方をしても、みんなが幸せに生きる権利が保障されている。昔は女性には選挙権がなかったが、いまでは、女性も立候補できるようになった」と憲法の大切さを訴え、「長生きしたら、みんな幸せになれる。そんな世の中をつ
くろうとしているのは誰なのかを、ぜひ考えてほしい」と呼びかけました。

ピアノ演奏も





  つどいは、恩田扶慈子氏のピアノによる童謡・唱歌メドレーの演奏の後、同氏のピアノで「戦争を知らない子どもたち」、「手のひらを太陽に」を参加者全員で合唱して閉会しました。



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