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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
(Since Mar 18,2007)

おじま第一保育園 新園舎落成・愛育会創立60周年記念式典

2010年05月29日 | 子育て・教育

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  市内尾島地区に4園ある保育園のひとつである、おじま第一保育園の新園舎落成と同
園を経営する社会福祉法人「愛育会」創立60周年の記念式典が29日、同園で開かれまし
た。






(写真)元気に歌う子どもたち=29日、記念式典

  同園は私の地元にあり、私の住むアパートから歩いて数分ほどの距離にあります。
  私も地元市議として記念式典に出席しました。

  式典では年長(5歳)クラスの子どもたちが、「世界にひとつだけの花」を“振りつ
き”で元気いっぱいに歌いました。

太田市
保育園にも耐震化補助


  同園の新園舎建設には、国・県の補助金とともに、太田市の保育園、幼稚園、学校施
設への耐震化補助金も活用されています。

  太田市では、08年度に国の学校施設耐震化補助が拡大されたことを受けて、08年度から12年度までの5年間で耐震化100%を達成(08年度から10年度までの3年間で主要な耐
震化を達成)する計画を決定。

  学校施設とともに、保育園、幼稚園、公共施設の耐震化を推進することも計画してい
ます。
  市内に41園ある保育園は、09年度から建て替えによる耐震化を毎年2園づつ進めてい
ます。保育園、幼稚園の建替えによる耐震化にたいする市の補助は私立園も対象です。

■参照資料
太田市公立学校施設 耐震化計画(PDF)(太田市ホームページより)

  10年4月1日現在の太田市の学校施設の耐震化率は69.8%になっています。
  なお09年4月1日現在の耐震化率は次のとおりでした。

学校耐震化率
[09年4月1日現在]
  太田市 61.6%
  群馬県 63.0%
  全国   67.0%


不十分な国の補助金
保育に対する国の責任放棄


  太田市は独自に耐震化補助を行っていますが、保育園の建て替えにたいする国の補助
金は十分ではありません。

  現在建て替え工事が進んでいる私立保育園の園長先生は、「国・県・市の補助金はあっても、保育園の建て替え予算は億単位。建て替えには側溝の移動も必要ですが、それ
には補助金がありません」と言います。

  民主党政権はいま、国の保育基準を大幅に後退させようとしています。
  保育にたいする国の責任を放棄するもので、断じて認めるわけにはいきません。  

  ところで幼稚園では、私立園が建て替えを計画できず、市立園も建て替えによる耐震
化ではなく、統廃合を視野に入れて検討されています。

  太田市では07年4月から市立浜町保育園を民営化しています。今後さらに、父母など関係者の声を聞かないまま、市立幼稚園が統廃合されることのないよう、そして必要な
耐震化など施設整備が進められるよう、私も関係者のみなさんと力を合わせます。

  日本共産党の市議団はこれまで、市議会や太田市への予算要望でも、保育園、幼稚園
、学校の耐震化など施設整備を求めてきました。

※おじま第一保育園

  社会福祉法人「愛育会」が経営する保育園。
  「愛育会」は現在、おじま第一保育園、おじま第二保育園、おじま第三保育園の3園
を経営しています。

  創設者は元尾島町長で大澤正明県知事の父でもある大澤明治氏(故人)。「愛育会」
の理事長は大澤県知事の兄である勝衛氏(故人)が歴任。現在の理事長は田端光三氏。

  同園創設者の明治氏は大沢建設(株)も創設。社長を歴任した勝衛氏の死去後、大澤
県知事の兄の巌生氏が社長に就任し現在にいたっています。

  なお明治氏は、社会福祉法人「明光会」も創設。理事長は大澤正明氏が県議・県議会議長就任中も歴任。同氏が県知事に当選後は、田端光三氏が理事長に就任し現在にいた
っています。

  大澤県知事は、当選後、周囲からの「社会的・道義的責任に配慮すべき」との声を受け、社会福祉法人「明光会」の理事長をやめました。「愛育会」や「大沢建設」の役員
もいっさい務めていないとされます。

  しかし県知事に当選するまでの間、県議会議員・県議会議長就任中も含めて「明光会
」の理事長を務めていたことは紛れもない事実です。
  私も、正明氏の社会的・同義的責任を問題視してきました。

  しかし知事に当選後は、親族法人の理事長も役員も務めていないといっても、役員を
やめる以前の社会的・同義的責任がきれいに清算されたわけではありません。

  大澤県知事には、いささかの疑念ももたれないような、厳正・公正・中立・透明な職
務の執行が求められます。

  同時に、大澤県知事の親族法人にも、今後もいっそう、公正・透明な運営が求められていることは言うまでもありません。



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