友人の温室の一角に、ヤギ小屋があります。
ヤギの夫婦と、その子供たち。
八丈島では昔、各家庭でヤギや牛を飼っていました。
牛は荷物運び、ヤギは食肉用と乳を。
いずれも、糞を肥料にして、野菜などの植物を作っていました。
八丈へ移住して、娘が初めて祖母宛に書いた手紙に
「初めてできた友達はやぎさんです」
と書いたことを思い出しました。
毎日近所のヤギを見に行っていたのです。
ちょっと寂しい感じの手紙です。
世田谷でたくさんの友達と別れて、誰も知らない八丈島での生活。
子供心にも辛い日々だったのでしょう。
赤ちゃんヤギは真っ白で本当にかわいい。
母親の大きなおっぱいを飲んでいます。
どうかこのヤギを食べないでください。
八丈の男達はなによりヤギ肉が大好物なのです。
私はヤギのチーズが大好物です。
ちょっとしょっぱめの…。
ワインとあうので～す。