最近ずっと、トイレの便器の水だまり部分が黒い輪になって汚れるので、フロート弁のゴムボール(②の部分)が劣化してゴムが粉状に溶け出ているのだろうと当たりを付けて、タンクの蓋を開けて見てみました。
タンクの底にカビか水垢のような、ドロッとした黒い物がこびり付いていました。
うちのトイレは、レバー(④の部分)をひねるとタンクの水が全て流される訳ではなく、少量の水が底に残る構造になっていて、長い年月を経て底の部分に、ゴミかカビか分からないですが不純物が黒く溜まっていたのでした。
そればかりではなくタンクの内側は結構汚れていました。
節水のためにタンクの中に放り込んでいたペットボトル5本(これのおかげで一回につき5リットル節水)を取り出してボトルの水を入れ替え、フロート弁のゴムボールを良く水洗いし、タンクの内側も全部綺麗に掃除しました。
この機会に、何年も前に劣化して根元が折れてしまって接着剤で繋いでいたオーバーフロー管(③の部分。①の止水弁のパッキンが痛んで水が止まらなくなった時に、便器に水を逃がしタンクから水が溢れないようにするパイプ)も改めて補強し直しました。
これからはタンクの中も、ときどき点検して掃除しなければなりませんね。
35年も経っているのでいずれはトイレを入れ替える時期が来るでしょうが、今の単純な構造のトイレだったら自分でばらしたりできるのですが、タンクが無くて便座だけの、電気仕掛けで水洗する今どきのトイレでは、自分で修理することは不可能でしょうね。
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