九州へ行ってきました。
博多の三男夫婦に会うのが一番の旅行の目的。そのついでに長崎、阿蘇、別府と、マイカーで周ってきました。
大阪南港からクルマごとフェリーに乗船し新門司港へ。船室内はホテル並みに広く快適な船旅でした。
寝ている間に門司に着きました。
#名門大洋フェリー
朝です。フェリーは瀬戸内海を航行し山口県の沖を通過中です。
朝食をレストランで。バイキングでした。
あと少しで新門司港に到着します。
フェリーは新門司港に着岸しました。
クルマなしの乗客とトラックが先に下船します。乗用車とバイクはそれが終わるまで船室で待機します。
窓の外はもう九州です。大阪からワープしたみたい!!
旅行二日目です。
フェリーを下船して、三男夫婦の博多に行く前に北九州を観光しました。
門司港レトロ。JR門司港駅周辺地域に残る外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテル・商業施設などを大正レトロ調に整備した人気の観光スポットです。
あいにくの曇り空でしたが、ひと通り散策してレトロな雰囲気を楽しみました。
#門司港レトロ
小倉へ。小倉はアジアにも近く、九州の玄関口として古くから発展してきた北九州の中心地です。大都会です。
「小倉城」を散策しました。天守閣は1959年に鉄筋コンクリート構造によって復興されたものですごく美しい建物です。建設資金を捻出した地元商工会の「恰好良く」との要望によって外観は史実とは大きく異なるそうです。
#小倉城
世界文化遺産「宗像大社」をお参りしました。
海上のみならず陸上の「交通安全の神様」としても信仰を集めていて、福岡県内では宗像大社の交通安全のお守りやステッカーを自動車に飾っている人や自動車の御祓いを受ける人が多くいらっしゃるそうです。
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そのあと博多までクルマを走らせ三男夫婦のマンションを訪れました。
去年に初めて息子が彼女を引き合わせてくれた時から何も心配は無かったのですが、二人の暮らしぶりを見てとても安心しました。
お嫁さんの手料理をご馳走になり、その夜はホテルに泊まりました。
翌日から九州観光です。
旅行三日目。
この日は長崎へ向かいますが、その前に大宰府天満宮に立ち寄りました。
ここは17年前に一度参拝しています。雨でした。
朱色の橋を渡って行くと さだまさしの「飛梅」のメロディーが浮かんできます。菅原道真公の飛梅伝説をモチーフにした曲です。
♪大宰府は春 いずれにしても春
長崎県に入り佐世保に到着しました。
海に面した巨大なショッピングモール「させぼ五番街」へ。このモール、買い物はもちろん、海辺のレストランやカフェでゆったり食事も楽しめます。ベンチに座って海や船を眺めるのも良さそうです。
ハンバーガーショップヒカリというお店で佐世保市名物の手作りハンバーガー「佐世保バーガー」を食べました。美味しかったです。
#させぼ五番街
#ハンバーガーショップヒカリ
「九十九島観光公園」
西海国立公園の美しい自然景観を見渡すことができる広大な芝生広場が整備されていて、丘の上からは九十九島の360度大パノラマの景観が楽しめました。
#九十九島観光公園
長崎の街に到着しました。その日の宿泊場所は市街や海を見渡す高台に位置する老舗宿でした。稲佐山の反対側です。
部屋からの夜景がとてもきれいでした。「1千万ドルの夜景」と呼ばれる夜景の写真を撮ろうとしたのですがブレてダメでした。残念!!
#矢太樓南館
旅行四日目。
この日は長崎の街を観光しました。ちょうど長崎市あげての祭礼「長崎くんち」が開催されていて市内各所で交通規制が行われていました。このため、あらかじめ調べておいた駐車場どころか市内中心部にも近づくことができず難儀しました。
何とか長崎港近くにクルマをとめることができ、予定を変更してそこから歩いて行ける範囲を観光しました。出島、新地中華街、めがね橋。
再訪を予定していたグラバー園と浦上天主堂は残念ながらカットしました。
#長崎くんち
#出島
#新地中華街
#めがね橋
町内の各所で、「庭先回り」というそうですが、奉納踊りが行われていました。
テレビなどでなじみのある「龍踊」(じゃおどり)の演舞に遭遇しました。
長ラッパ、大太鼓、ドラなどの楽器を中国風の衣装と髪型で着飾った子供たちが演奏し、その音楽と大人たちの龍の舞が相まって素晴らしい演技でした。感動しました。
#龍踊
次の宿泊地の阿蘇へ向かいました。島原からフェリーで有明海を横断して熊本へというルートも考えたのですが、高速道路が整っているので結局陸路を選択しました。長崎から大村湾を左に見てしばらく走り、佐賀県の鳥栖、熊本を経由して阿蘇を目指します。
阿蘇に入ると景色が一変しました。この日は天気も良く、秋とはいえまだまだ緑が美しい壮大な山並みが続いていました。
#休暇村南阿蘇
旅行五日目。
南阿蘇のホテルを出て一旦、宮崎県の高千穂に向かいました。その日のプランは、高千穂から再び阿蘇に戻って、阿蘇を観光しながらその日の宿泊地の大分県 別府温泉へドライブするというものです。
高千穂峡。
高さ約80~100mもの断崖が続いています。阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流を川が侵食して作った雄大な渓谷美です。美しく、また大変な迫力でした。
#高千穂峡
高千穂峡から阿蘇に引き返し草千里が浜、米塚、大観峰を回り湯布院を経由して別府温泉に向かいました。
余談ですが、この日は別府に宿泊し、翌日に高速を乗り継いで奈良への帰路に就く予定でした。しかし、途中の広島か岡山で一泊するにせよ、奈良までの運転はキツイなと弱気になってしまって、予定変更でフェリーで帰ることにしました。
この日の前日に南阿蘇のホテルからスマホで、別府港発の「フェリーさんふらわあ」をネット予約できました。
#阿蘇
別府市内8つの代表的温泉地を総称して「別府八湯」というそうですが、その一つ「観海寺温泉」の旅館に宿泊しました。観海寺温泉は海抜150mの高台にあり別府八湯のうちでも一番見晴らしが良い所、だそうです。が、う~ん、前のマンションが…。
旅館は高級。温泉は貸切の家族風呂が五つあって空いてるお風呂を自由に利用できました。さすが別府温泉。とってもいいお湯でした。
#旅亭松葉屋
旅行六日目、最終日です。
旅館をチェックアウトして「湯けむり展望台」へ来ました。意外や高台の住宅地のど真ん中にありました。
別府八湯の鉄輪(かんなわ)温泉の湯けむり、鶴見岳、扇山、その風景を一望できました。
寒い冬にはもくもくと立ち上がる湯けむりがもっと鮮やかに見えるのでしょう。また夜にはライトアップした湯けむりを見ることもでき展望台からの夜景は「日本夜景遺産」に認定されていろそうです。
#湯けむり展望台
別府から国道197号線を1時間余り東に走り、ブランド魚「関あじ」「関さば」の産地で有名な佐賀関まで来ました。そこから国道217号線を少し南下したところに「あまべの郷 関あじ関さば館」があります。
ここで昼食なのですが、残念ながら肝心の「関あじ」「関さば」は売り切れていました。ここのレストランは人気が高く、早くに売り切れることがあるとネットの口コミに書いてはありました。
気を取り直して大分県の代表的な郷土料理の「りゅうきゅう」と「とり天」を注文して二人でシェアしました。
「りゅうきゅう」は、地元でとれた新鮮な魚を、醤油、酒、みりん、ごま、しょうがでつくるタレと和えたもの。豊後水道を目の前に見ながら食べる食事はとても美味でした。
#あまべの郷関あじ関さば館
昼食後再び別府まで引き返し、フェリーの乗船時間まで市内を観光しました。
別府観光の定番といえば7つの地獄をめぐる「べっぷ地獄めぐり」。そのうちのコバルトブル一で98度もある「海地獄」と酸化鉄の成分で噴気までが赤い「血の池地獄」の二か所をゆっくりと観光しました。
#海地獄
#血の池地獄
いよいよ今回の旅も終わりです。
夕方、別府港でフェリー「さんふらわあ」に乗り込みました。
前々日にスマホでネット予約した後、しばらくしてスマホにQRコードが送られてきました。このQRコードを港の待機場でクルマに乗ったまま係員にスキャナーでピッとしてもらいます。これだけで乗船手続きは完了で、同乗者ごと船に乗り込めました。これは往きの「名門大洋フェリー」も同じシステムでした。「さんふらわあ」の場合はこのQRコードが部屋の鍵にもなりました。便利になったものです。
寝て起きたら大阪南港でした。
#さんふらわあむらさき
今回もいい旅ができました。終わり。