森えるのロースクール受験記!!

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道ー東山魁夷

2008年02月11日 09時45分48秒 | Weblog
小さくて、見ずらいのですが。
東山魁夷 作 「道」です。
読売新聞で貰いました。
何だか、果てしなく続く道の様な感じがして、
惹きつけられたので、載せました。
気になったので、作品解説をみると。
この「道」は、東山魁夷の兄が死に、
実家の商売が不振になり、父の病気に母の病気が
重なり、長く療養をしていた弟が亡くなった果てに
描かれたものだと分かりました。
色遣いはパステル調なんだけれども、
えるには、とても果てしない道のりに感じました。
自分の受験人生と重ね合わさって、何だか自分が
歩んでいる道のような気がして。。でも、良く見ると、
その道は一本で、迷いはないのです。
東山魁夷は、象徴の世界の道が描きたかったと
述べている。そして、人生の試練を乗り越えて、新しく
歩む一筋の道、第二の青春ともいうべき道である、と
解説してあります。
全くそのとうりです。
そして、えるの人生とも重なります。
普通、こんなテーマがあると、色使いとか暗くなりがち
だが、それを、あらたなスタートを位置づけて、初初しく
表現しているところが、何ともいいです。

別に絵の評論家ではないけれど。笑
える、実は3歳から15歳まで絵画を習っていたのです。
小さい頃は、水彩画で、中学校からは油絵を。
かといって上手いわけではなくて。笑
小学校の時は、都で結構賞を取ってました。。
けど、中学からはまったくダメで。。
何でかって。
小学生の頃は上手く描こうなんて思わないでしょう。
思いっきり自分の感じていることを描くでしょう。
でも、中学生になると、やれ遠近法だ、やれ構図だとか
いろいろ考えちゃうでしょう。
それ以来、さっぱり。。。。
辞めちゃいました。。。
でも。
絵は結構好きで。
でも、うんちくばかり言っている人は嫌いです。
絵なんてものは、自分が好きなのが一番です。
世間の評価とそれが必ずしも一致していなくたって、
まったくもって関係ない。
重要なのは、自分なりの価値観を持つことです。
それが、多数派かどうか、っていうだけです。
どんな絵が好きか分からない人は、たくさん見ること
です。その中で、どれが好きか分かってきます。。
えるの場合は、大学時代に時間が結構あったので、
ちょちょろっと行ってましたよ、美術館に。
えるは絵を習っていたから、自分なりの絵の好みが
出来るのも早かったです。高校生の時にはすでに持って
いました。
油絵の方が水彩画よりも好きです。
でも、最近思うのは、日本の風景とか日本人を描くのって
もしかしたら、水彩画の方がしっくりくるのかも、、と
思っています。。。侘しさや精励さや荘厳な感じを出すのに
適しているかなって。。。
まあ、えるの好みは別として。
不思議なもので、えるの部屋には春っぽい画が多く飾って
あるんだけど、冬になって雪なんぞ降ると、冬用の絵を
飾りたくなるんです。。。本当不思議だ。。。
読売新聞で、今月はもう一枚、東山魁夷の絵があったのです
が、それは雪が積もった木にきじばとが止まっている絵です。
「白い朝」といいます。
とっても雪深いのですが、えるにはとても暖かい雪の風景に
見えます。矛盾してますよね、雪と暖かさなんて。
でも、そう見えるのです。雪深い画が温かい部屋に掛って
いるからでしょうか 笑
今年の雪は、積もったとはいっても真っ白には程遠かったから、
きっと、こんな雪深さに憧れているのでしょう。
そして、こんもり積もった雪がぽってとしていて、
暖かさを感じるのでしょうね。。。

画を見ていると、何だか心が洗われます。。
いらいらしたり、落ち込んだりしていると、それらの感情を
素直に画に現わしている絵を見ます。そしてその後、
思いっきり、ハッピーテイストだと思う画をみます☆
これで心のバランスを保っている所もありますね 笑

昔から思うのですが、自分の感情を素直に画に現わせる画家
ってなんてクールでカッコいいことか。。
昔、旅行に行って、絵を描いてみたのですが。。。
自分の思っているように表現出来なくて、いらいらしちゃった
ので、辞めちゃいました。。。
画家と一般人の違いです。。。笑

では~。

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