リフトドライバーに挑戦!60才になったので新しい冒険をします。

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日本のドラマ -1- いいひと

2017-04-07 17:15:54 | 日記
いいひと、というドラマを観ています。
そうとう古いドラマの様で、今主演級の俳優さんや女優さんが中学生や高校生のチョイ役です。
主演のスマップ君は、今と同じ感じで同じ顔なので、そんなに古いと思わなかったのですが、
携帯電話が大きいし、コピー機が旧式です。
そして何より今は「大人」である出演者が「子供」です。中年以上の方々はそれ程変わっていません。

父親が靴の製造メーカー主でインターハイを目指している高校生ランナーが竹内ゆうこさんだったり、
今日も契約解雇で話題になっている細川茂樹さんが物凄く素敵で爽やかな陸上選手だったりします。
他にも中学生くらいのヒョロヒョロした男の子が今を時めくスーパースターだったりもします。

ところで、「いいひと」とはどのような人のことを言うのでしょう。
このドラマのタイトルバックは主人公の後姿に天使の羽を重ねています。
多分「天使のようにいいひと」を表現しているのだと思います。
困っている人を助けなければ気がすまない主人公は周りの人に迷惑をかけても気にせず、
見ず知らずの人達を助けます。

大事な面接や会議にはいつも遅刻です。
そして必ず「一生懸命走って来ましたが、遅刻してしまいました。申し訳ありません、と大きな声で謝ります。」 
…何か腑に落ちません。

善と悪の定義は国や文化で変わります。Aという国では良い事でもBという国では悪い事になる場合も少なくありません。

直ぐに思い浮かぶ例としては、知らない人と目が合った時の態度です。
アメリカでは、知らない人と目が合った時ニッコリするのが普通です。
プイッと顔を背けると、失礼な人だと思われます。
つまり目が合ってニッコリしないのは、「悪い事」なのです。

アメリカに引っ越して来たばかりの時、知らない人と目が合うと下を向いてしまう娘を、
義母はとても心配していました。
このままでは変な子だと思われて友達ができないというのです。

反対に日本では、見ず知らずの人と目が合ってニッコリしたりすると変な人だと思われます。
特に男性が女性に無闇にニッコリすると嫌がられる傾向にあります。
所謂「きもい」行為と見做されます。

日本に滞在しているアメリカ人の男性には、気をつけるようにと話しています。

以前ヨーロッパで大学生をしている時、クラスの半数がカメルーン出身でした。
カメルーンでは、男の子が女の子をジッ見つめて、女の子がニッコリすると「今夜私の部屋に来て…」という意味なのだそうです。
(まぁ、30年前の話ですけど…)
私のルームメートはスエーデンから来ていました。
北欧の人達は性に奔放で大胆なので、カメルーンの男の子達と気があっていました。

私は結構怖いもの知らずで、世界中どこへでも行ってしまうのですが、
興味のある男性はアニメや小説の主人公ばかりで、生身の男性とはお付き合いがありませんでした。
昔も今も、時任謙作さんや上杉鉄兵君が大好きです。
その他にも大好きな人達はたくさんいます。
ドラゴンボールならベジータ様が大好きです。
シャーロックホームズ先生やもちろんハリーポッター君も大好きです。

善悪の善とは、生まれ育った環境の中で培われた「そうするべき」という概念です。
「そうするべきではない」という事は、悪なのです。
なので善悪は普遍的ではありません。
色々な国に住んで、その国に合わせて「常識」や「責任」の概念を調整している自分がいます。

英語の辞書を引くとGOODはTo be desired or approved of、BADはof poor quality, inferior , or defectiveとなります。
つまり、良いりんごは美味しくて皆が欲しがるけれど、悪いりんごは腐っているかわれている様な質が劣っているものという事です。GOODは望まれている物・者・事、BADは疎まれている物・者・事となります。
これは矢張り、育った環境で違いがあるでしょうね。

色々と考えました。


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