favorite ご機嫌な日々

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お金で健康は買えないのだな

2022年09月30日 | 日記
皆様
おはようございます。

今日はタイトル通りでございます。
ふと
身近に感じたので
綴りたいと思います。
知人の話です。
画像はお借りしました。<m(__)m>

知人の話ですが
ご主人は一昨年前、昨年など大動脈のステントをしたり
胃がんの初期が見つかり
内視鏡で取ったりと
ちょっと病気を重ねて入退院を繰り返していました。
退院してからも中々食欲が戻らなかったり
体力も落ちてしまい
随分と痩せたそうです。
いや確かに痩せましたね。

最近
やっと調子を取り戻し
元気になってきました。
ほっとしていたら

まさかの
奥様急病。
それまでは何も気にせず元気にしてらしたそうで
お腹の異変に気付いたようでした。
お腹が腫れてきていると
ちょっと痛いような・・・
という感じだったそうです。

何度も病院へ行き、結果
腹水がたまっていたそうです。
とりあえずは入院
色々検査をしたそうです。

そして復水には癌細胞がある事がわかったそうです。
とりあえずは
抗がん剤で治療しましょうとなったそうですが

抗がん剤治療が始まったら
痛みがでてきたようです。
手術するにも体力がない事や
実際にどこのどの癌なのかもわからないまま・・・

今度は緩和ケアのお話に。
この間
そんなに何か月もかかっていませんでした。
あまりにもあまりにも
早い展開だっと思います。

ご主人は
昭和のはじめ世代の方ですので
家の事全般は奥様にまかせっきりだったようで

私と顔を合わせると
ご飯を炊くことができた
洗濯機を回すことができた。
電子レンジを使う事ができた。。。等々
本当に何もしなかったんだなぁ
としみじみと思わせてくれるお話をしてくれていました。

当然
奥様が入院されても
どこに何があるのか?
わからないだろうし
ゴミの出し方さえ知らなかったと思います。

病院に持って行くものも奥様が持ってきてほしいものは
LINEでやり取りしていたようです


そして
つい先日
奥様は抗がん剤治療をやめたい
そして家に帰りたいと言った様で
その通りにしたようです。

自宅で最期を過ごしたいのだと思いました。

ご主人は
これから白内障の手術がしたいとか
色々通院計画をたてていたようで
まさか
ご自身の奥様がすでに治療なし、完治無しの
病気になるなんて思ってもいなかったことでしょう

本当にまさか・・・という思いだったと思います。

私は
お金では健康は買えないのだと
強く思いました。

とても残念で切なくなりました。
まだまだ
ご夫婦でのこれからがあっただろうにと
奥様だって驚いたに違いないと思います。

私も
なんとなく亡き母より長生きしていて
(母は脳内出血で亡くなっています)
検査しておいた方がいいかな?ぐらいの気持ちで
何気なく脳の検査を受けたら
脳動脈瘤が見つかりました。
兆候なんて全くありませんでした。

いたって普通
頭痛なんてなかったし元気そのものでした。
まさかと驚きました。そしてその動脈瘤は
手術しなければいけない大きさでした
動脈からカテーテルをいれてコイルを瘤に入れるとうやつ
今はステントは手術とは言わないそうですが

手術中に
血栓が飛んで、右腕が麻痺して動かなくなりました。
麻酔から起こされるとき
確認されるのですが足を動かしてみて?とか
手を動かしてみてとか言われるんですが
右手が麻痺して全く動きませんでした。
麻酔も効いていてぼーっとしてたのですが
すぐに血栓を溶かす点滴が打たれました。

脳梗塞です。
脳のステントは成功
脳梗塞を起こし麻痺状態
入院は長引きました。リハビリをするために

本当に右手が全く使えなくなって
ビックリしたのを覚えています。
でも病院のリハビリのおかげで
なんとかなりましたが
それでも時間はかかりました。
毎日ちょっとづつできる事が増えていったのも確かでした
病院のリハビリより
家に帰り家事や普通の日常生活を
送っている方がリハビリになりました。

完全に治ったとはいえませんが
今は普通に日常生活は送れています。
小指の麻痺だけは残りましたけど。

たまたま
検査したからわかったものの
別に症状や兆候もなかったので
検査していなければ
動脈瘤は脳内で破裂して死んでいたかもしれません。

そんなことを思い出しながら
健康ってお金では買えないのだなと

もちろん
健康診断や色々な検査はやはり
きちんと受けておくべきだなと
感じました。

大したことでなくても
一応かかりつけ医に相談してみたりとかも
大切な事なんだなと。

健康であるからこそ
日々日常が送れるのだな
それって素晴らしい事なんだなと
改めて感じました。

そして
知人のご夫婦には
少しでもお互いが穏やかに時が過ごせるよう
心の中で祈っていたいです。