Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

おばけって??

2017-10-23 | 子どもと学び
こんばんは 桑原です。

10月はイベントてんこ盛りで
気づけば3分の2が過ぎていました…

忙しかっただけに
色々な視点で考える月だったので
何回かに分けて残しておこうと思います。



その最初のテーマはおばけ



10月のこども哲学教室では
子どもたちが決めたテーマ
おばけハロウィンで対話をしました。


子どもたちはそれぞれが思うおばけ
に仮装し、薄暗い部屋での対話です。

こちらが薄気味悪い複雑な気持ちになりました…



まずはじめに、自己紹介を兼ねて
どんなおばけになってきたのかを聞きましたが
いつもと違う雰囲気で
ほとんどの子どもが自己紹介をしたがりません。

そこで、話せる子を中心に
おばけって何だろう?
という問いを投げかけてみました。

おばけってね、飛ぶんだよ

(おばけって飛ぶの?)

だって脚とかないから…しっぽしかないよ

(しっぽがあるの?
しっぽがあって飛ぶって言ってる子いるよ。
飛ばないおばけはいるかな?)

おばけは見たことないー

本物のおばけは触ったら分かるんだよ

(えっ?触れるの?)

触って柔らかかったらおばけじゃないよ
おばけってね、硬いんだよ


(おばけって硬いの?
つかめないものかと思ってた…)

おばけって寒がりだから、
寒いから氷みたいに固まるんだよ


(寒がりだとおばけになっちゃうのかな?)

寒がりじゃないもん

僕も寒がりじゃなーい

(じゃあRくんもおばけじゃないんだね
私は寒がりなんだけど、私はおばけ?)

笑笑
おばけはね、ハチに刺されたら死んじゃうんだよ


(!!!おばけって死んじゃうの?
生きていないんだと思っていたよ…)

おばけはね、死んで生きるんだよ!


この日はここで時間切れ…
保護者に寄り添い不安そうにしていた子どもも
少しずつ対話に入り始めたところでした。
死んで生きる
ということについて深めたかったです。

後半はtrick or treatということで
焼きマシュマロパーティをして楽しみました。



おばけは、子どもたちにとって
怖さと興味が入り混じった特別な対象
のように感じました。

その感じ方は人それぞれで
得体の知れない何か
に対する向き合い方に通じるのかな?
なんて考えました。



そういえば、3歳になったばかりの姪っ子も
今おばけに夢中です。

彼女がおばけを怖がる事件が起きたのですが
果たしてそれは本当に怖かったのか?
客観的に考えてみたら
おもしろい気づきがありました。

次回は、そのことについて書こうと思います。