4年前の今日だったね。
時を刻む時計のように、ただただ前を向いて歩いて来たような気がする。
就活真っ最中だった長男の左手に、この時計があったね。
ずっとそばで見ていたんだろうね。
無事吉報も届いて一安心したのか、止まっちゃったね。
電池交換しても動かなくて、メーカーで分解掃除して復活。
まるでICUから復活した時のように。
翌年は次男の大学受験。
彼もこの腕時計をして試験に。
そばでハラハラ、ドキドキしながら見てたのかな。
今度は次男の就活を見守らなきゃね。
子供たちにとってお守りなんだよ、貴方の腕時計は。
また止まることがあっても、ちゃんと元通りにしてもらうからね。
それが私の役目かな。
ずっと時を刻んでいてね。