銀行屋さんは、口調がソフト

　今日は小春日和ってことで、またてくてくです。

　普通預金が遊んでいるので、もったいないかなあと思い、ある銀行へ、定期預金をするべく立ち寄りました。

　今まですごくお金のことには無頓着で、金利って何？　ま、いいかの世界にいたのですが、無収入になった今、少しは考えなければって遅まきに考えたわけです。

　こんなことを書くと馬鹿じゃない！　って言われそうなんだけど、数千万、普通預金に入ったままで、ま、いわゆる遊んでいる金を持っている状態だったんですよね。

　かなり、馬鹿ですが、ひょっとして、このお金をせめて定期にしたら、利息で旅行ができるかも……と気がつき、本当に、遅まきながら、定期にでもしてみようか…ってことで、銀行さんを訪れた次第です。

　資産を増やすっていう手があることに、ずいぶん気がつかずにきてました。

　めちゃめちゃそういうことには、蒙昧で。仕事さえしていれば、なんとかなるっていう気持ちで長く生きていたんで、今あるお金でどのくらい生きていられるか、っていう計算しかしてなかったんですけど。

　金額が多かったせいでしょうか、窓口で、しばし待たされ、こんな有利な定期もありますよ～的に説明を受けて、金利1.1パーセントのものを薦められました。（あ、税金引くと0.88だそうです）へえ～、こんなのもあるんだ～って、私は無知ゆえに思ったりして。

　アタシとしては、10年預ければ、けっこういいかなって、ことを窓口さんに言ったんですよね。正直に、使うつもりのない金なんで、定期でいいかなって思って……、って。

　そういった後、数十分、待たされ。なんだ、なんで待たされるんだ？　ただ、普通預金を定期にするだけなのに～って思っていたんだけど…。

　こういうの、ちょっと、普通じゃなかったみたいで。

　アタシは、カモになったのかも…。

　薦められるままに、定期にし、もし、まだすぐに使わないような遊んでいる金があったら、ぜひ当行にってことで、外商さんの訪問もありっていう話になって、帰ってきてから、即電話がありましたよ。

　その電話、ソフトな話し振りに、いやあ、金融関係の方ってストレスありまくりだろうなあって、思いました。

　アタシはけっこう、つっけんどんな応（いら）えなんですよね。でも、電話の向こうの方は、すごく、低姿勢。まあ、力関係のシーソーだから、そうかなっても思うけど、きっと、ストレスたまっただろうなあって思いました。

　確かに、アタシは、このお金をどう使うかって、まるで展望がなくて、今ある金を増やすって事に無頓着だったと、銀行さんの対応で知ったわけです。

　知ったからには、めちゃ、いい方法で増やすって事は、アリ？　ですよね。

　なんたって、まだ、働く気がないですし。

　一年間、ほっとけば、数万円、手元に入るってのは魅力でしょう？　魅力だよね。

　だが、しかし、銀行さんがつぶれれば、保障は1000万。

　やっぱり、絶対の保障はない世の中なんですよね。

　はあ～。