憧れの女性

　大好きなイタリアンブランド、エポカ。
お花とか、レース、フリルがとってもロマンティックで、スタイルは女性の曲線が綺麗に見せられるエレガントさ、抜群
でも、雑誌やお店を遠巻きに見るだけで、敷居をまだぐ、勇気がありませんでした。
大人の女性御用達ブランドかなって。
年齢は私も大人なのですが、貫禄というか、エポカのお洋服が着こなせるのか自信がなくて、入れなかったのです。

　でも、秋くらいにウィンドーでみかけたマネキンがあまりにも素敵だったので、勇気を出して試着させてもらいました。
残念ながらフリルのボリュームがありすぎて、「もっとマダムになってからかな」という感じでした。

　年も明けてから、何気なく立ち寄ってみると、またマネキンがとっても可愛いコーディネートでお迎え。
お花がいっぱいのアンサンブルと、ボリューミーなスカート。
こんなお洋服が着こなせたら何て素敵なのと眺めていたら、
「よかったらご試着なさいますか？」と声をかけてもらったので、試着させてもらうことにしました。

　これが、め～ちゃ可愛い
本当に、すごく可愛い
しかも、スタイルよく見える！
上品に女性のボディラインが見せられるブランドってその人の体型にもよりますが、私はエポカがとってもしっくりきました








　今まで、あまりしっくりくるブランドがなく、Ａラインワンピースをメインに着ていたのですが、エポカならウエストラインのバストラインも、すごく何気なく、綺麗に出せる！
これは私にとって衝撃でした。
できるだけ、ボディラインを出さないようにしていたのに、まさか出したくなるブランドに出会うとは

結局、エポカらしいお花がいっぱい付いたニットを選び、購入しました。
手持ちのヴァンクリーフ＆アーペル　ジュエリーとも合います。


　女性にとって何がベストで、大切なのか、ずっと考えてきましたが、
　　○○の妻である
　　社会的地位・権力
　　社会貢献度
　　子供の有無　またはその優秀さ
　　収入・財力
　　美しさ
　　評判・人気
など外的要因ではなく、「本人が在りのままの自分をいかに大切にしているか」ではないでしょうか。

　自分で自分のある特定の部分を嫌ったり、拒否していると歪みが生じ、不自然さが生まれます。
自分にどんな要素があっても、それを勇気を出して認め、受け入れ、その部分も含めて自分自身を愛し、大切にしている人は無理がないので、壁も少なく、オープンでリラックスしています。
オープンでリラックスしている状態の女性はとても魅力的です。
余計な心配もないし、不安や焦り、猜疑心も嫉妬も、頑張りすぎることもありません。
一瞬そんな感覚を覚えたとしても、長くは続きません。ニュートラルな自分にすぐに戻れるからです。

　ボディラインを出すことも、自分を受け入れるひとつの過程。
女性として魅力や体を愛するという行為です。
ＴＰＯをわきまえた上で、その人にあったスタイルでその人らしい華やぎを出せたら、日本はもっと素敵になるかもしれません。
そういう女性に憧れ、近づいていきたいと思っています。