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2度目のロンドンナショナルギャラリー

2023-12-04 18:07:00 | ボッティチェリ
こちらの作品は2度目の再会


初めてお会いしたのは中学校の図書館にあったボッティチェリ全集

ウフィッツィ美術館にはじめて行った1989年にヴィーナスの顔だけがアップになった複製画をずっと飾っていた。
(ある時期心の葛藤が起き気に入っていた額縁も全て捨てた)
ロンドンに行きたい理由はこの絵
「ヴィーナスとマルス」「神秘の降誕」を鑑賞したいがため
2017年に希望が叶う

2階の展示室
証明が明るかったです。
輝いています。やっとお会いできました
『6月4日④ロンドンナショナルギャラリー』

『6月4日④ロンドンナショナルギャラリー』

ボッティチェリの事、一つ一つの絵についてはまた、次回に鑑賞している時に、ウェールズ会のリーダーよりテロを心配してのラインが入る。中にいる間は大丈夫と返事。時間…

Meravigliosoな日々

 





サンドロ・ボッティチェッリ(1445-1510年頃)

ヴィーナスと火星、1485年頃

このパネルはおそらくスパッリエラ(フィレンツェの宮殿の寝室の木工細工や家具に関連する絵画)であった。戦いの神マルスは、愛と美の女神ヴィーナスによって征服される。サテュロスたちがマーズの耳に吹きかける貝殻は、ヴィーナスが海から生まれたことを暗示している。スズメバチ(イタリア語でヴェスペ)は、おそらくボッティチェリが働いていたヴェスプッチ一家を指しているのだろう。

ポプラ材にテンペラ、油彩

NG915。1874年購入





2024年ケンブリッジフィッツウィリアム博物館でこの作品と他の作品と一緒に展示されるようです。

サンドロ・ボッティチェリの傑作金星と火星は、1400年代と1500年代の古典的な神話とイタリアの芸術を通して、セックスと権力、ジェンダーと体のアイデアを探求するエキサイティングな新しいディスプレイのハイライトです。
ケンブリッジのボッティチェリは、当館所蔵のルネサンス期の作品と、イタリア人画家ボッティチェリの代表的な恋人たちの絵(愛の女神ヴィーナスと戦いの神マルス)を組み合わせたものです。

ケンブリッジでの「ヴィーナスとマルス」展は、ロンドン以外でこの作品を鑑賞できる貴重な機会です。1874年に購入されて以来、ナショナル・ギャラリーで最も人気があり、愛されている作品のひとつとなっている。

ナショナル・ギャラリーの200回目の誕生日を記念して、この作品はイギリス全土の会場で展示されている12の国宝のうちの1つである。



ジェンダー視線?
昔、故若桑みどりさんの講演を友達(ルネッサンスさろんで知り合いお嬢様奥様風)と聴きに行った時ジェンダー視点で「私が若い頃、ボッティチェリの春は愛に抱かれて春が溢れ出るような事を言っていたけど…」との事を話されていて友達はショックを受けた事があった。
私は「お姫様とジェンダー」も読んでいて
その前に女性センターでの講座にも参加していたので、ああやっぱりだなあ
と予想通り
NHK日曜美術館で「春」を説明されていた雰囲気、異文化の憧れ、本を読みフィレンツェに行く(短期間滞在)
きっかけとなったあの頃の思いがいまでも続いていることはなんなんだろう

こんな思いも亡くなってしまえば何もない
せめて生きているうちにちょこちょこっと
一瞬でも不思議な気持ちを味わいたいがため追いかけます。


あちこち飛びますが
2023年のフライジングの企画も面白かった。


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