「ファスナー」
そう一言云って俺の目の前にその乳白色のうなじを向けたお前。
時折、ホントに男なのか?って疑いたくなるほどつるんとした肌が、背中四分の一だけ真紅のチャイナドレスから顔を覗かせている。
「だから、ファスナー上げろって」
なかなか手を掛けない俺にイラついたのか、ヒチョルが急かすようにその身体を揺らす。
「ああ」
言われるがままその部分だけヤケに冷たく感じる銀色のそれに手を掛ける。
ジーッ
意識を他に飛ばさなければどうにかなりそうなほど高まる鼓動…
半ば機械的にその終着点まで上げきったところで、
「ハンギョン?」
聞こえたお前の声が俺の最後の理性を軽くどこかへ飛ばしていった。
その無防備な背中に吸い寄せられるように俺はきつく後ろからお前を抱きしめた。
「お…おいっ、ハンギョン」
突然の出来事に身動きのほとんど取れない身体を無理やり首だけこちら側に向けると、お前は不審がるように俺を見る。
俺を見上げるその濡れた瞳が、フツフツと俺の胸の中を焦がしていた灯りを大きくするのには十分すぎるほどだった。
時間も。。。
場所も。。。
そんなもの関係ないさ。
幾度となく味わいつくしたその唇に自分の唇を押し当てると、無理矢理中に入っていった。
肉体の感覚が少しずつ蘇る。
それもいままでになく狂おしいほどに沸き上がってくる。
ああ、そうか。
さっきウニョクと抱き合っている姿を見たときから、いつも俺の中で静かに眠っている獅子を呼び覚ましたらしい。
まだ何か言いたげなお前の口を塞ぐように何度も何度も啄ばむと、眉間に皺を寄せ拒んだようなお前の表情も次第に緩み、そして俺が支えていないとほとんど立っていられないほどになっていた。
「ヒチョル…」
もう、何千回…いや何万回というほどこの名前を呼んだのだろう…
「ヒチョル、愛してる」
耳元で囁く。
「…ん…」
なんとか立っていようと俺の首に巻きつけていた白く細い指がフッと取れたかと思うと、お前はそのままパーテーションに崩れるように倒れてしまった。
ガシャン
はっ
「ハンギョン?」
俺の手はまだ銀色のファスナーを持ち上げたままだった。
ああ、よかった…
「ハンギョン、まだ終わらないのか?」
「…ん? ああ、終わったよ」
どうやらまだ理性を失わずにいたらしい。
お前は俺の方にくるりと向き直ると、
「どうだ?似合うか?」
照れを隠すようにすこしぶっきら棒に聞いてくる。
「ああ」
「 “ああ” じゃわかんねぇよ」
綺麗だ…
そう口にすると、あのことが現実になりそうで。
「イイんじゃない」
そう答える俺にお前は大胆にも、
「素直に言えよ」
と言って唇を軽くぶつけてきた。
「バカ…」
ヘヘっと笑うお前の細く折れそうな首に腕を回すと、
「今夜後悔するなよ」
耳元で囁いてやった。
(転載先:庚希天道 gxtd1010.cn)
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庚希天道さん 200日 おめでとうございます
芹香も遠いトコからひっそりとお祝いしました~haha
大切なお友達tong~~~
尊敬する月兔さま~~~
これからもよろしくお願いいたしますww
そう一言云って俺の目の前にその乳白色のうなじを向けたお前。
時折、ホントに男なのか?って疑いたくなるほどつるんとした肌が、背中四分の一だけ真紅のチャイナドレスから顔を覗かせている。
「だから、ファスナー上げろって」
なかなか手を掛けない俺にイラついたのか、ヒチョルが急かすようにその身体を揺らす。
「ああ」
言われるがままその部分だけヤケに冷たく感じる銀色のそれに手を掛ける。
ジーッ
意識を他に飛ばさなければどうにかなりそうなほど高まる鼓動…
半ば機械的にその終着点まで上げきったところで、
「ハンギョン?」
聞こえたお前の声が俺の最後の理性を軽くどこかへ飛ばしていった。
その無防備な背中に吸い寄せられるように俺はきつく後ろからお前を抱きしめた。
「お…おいっ、ハンギョン」
突然の出来事に身動きのほとんど取れない身体を無理やり首だけこちら側に向けると、お前は不審がるように俺を見る。
俺を見上げるその濡れた瞳が、フツフツと俺の胸の中を焦がしていた灯りを大きくするのには十分すぎるほどだった。
時間も。。。
場所も。。。
そんなもの関係ないさ。
幾度となく味わいつくしたその唇に自分の唇を押し当てると、無理矢理中に入っていった。
肉体の感覚が少しずつ蘇る。
それもいままでになく狂おしいほどに沸き上がってくる。
ああ、そうか。
さっきウニョクと抱き合っている姿を見たときから、いつも俺の中で静かに眠っている獅子を呼び覚ましたらしい。
まだ何か言いたげなお前の口を塞ぐように何度も何度も啄ばむと、眉間に皺を寄せ拒んだようなお前の表情も次第に緩み、そして俺が支えていないとほとんど立っていられないほどになっていた。
「ヒチョル…」
もう、何千回…いや何万回というほどこの名前を呼んだのだろう…
「ヒチョル、愛してる」
耳元で囁く。
「…ん…」
なんとか立っていようと俺の首に巻きつけていた白く細い指がフッと取れたかと思うと、お前はそのままパーテーションに崩れるように倒れてしまった。
ガシャン
はっ
「ハンギョン?」
俺の手はまだ銀色のファスナーを持ち上げたままだった。
ああ、よかった…
「ハンギョン、まだ終わらないのか?」
「…ん? ああ、終わったよ」
どうやらまだ理性を失わずにいたらしい。
お前は俺の方にくるりと向き直ると、
「どうだ?似合うか?」
照れを隠すようにすこしぶっきら棒に聞いてくる。
「ああ」
「 “ああ” じゃわかんねぇよ」
綺麗だ…
そう口にすると、あのことが現実になりそうで。
「イイんじゃない」
そう答える俺にお前は大胆にも、
「素直に言えよ」
と言って唇を軽くぶつけてきた。
「バカ…」
ヘヘっと笑うお前の細く折れそうな首に腕を回すと、
「今夜後悔するなよ」
耳元で囁いてやった。
(転載先:庚希天道 gxtd1010.cn)
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庚希天道さん 200日 おめでとうございます
芹香も遠いトコからひっそりとお祝いしました~haha
大切なお友達tong~~~
尊敬する月兔さま~~~
これからもよろしくお願いいたしますww
このストーリは続きがあればよかったのにって皆期待してたよ。
だいたい、小庚をあんなとこでブレーキをさせてどうすんのよ!!
アンコーある!!アンコーある!!
だって、ココで上げてただけだったし、tongが見てくれるかな。。。って思って。
それが、猪ちゃんに訳してもらって天道さんにupされてるし。
みんなが読んでくれて嬉しかったよw
でも、芹香は中文が読めないからみんながどう思ったかはわかんないから。。。
猪ちゃんに教えてもらえて良かったww
あ~ 続き。。。
コレが芹香の精一杯です^^;
余韻を残すのが好きなので、この後ヒチョルが後悔したかはご想像におまかせします(笑)
さっそく読ませていただきました!!
・・・もうぐふふ(危)ですよ←
素晴らしすぎますよ!!!!
私は、もうお気づきだと思いますが
ハンギョンペンのハンチョルペンでございます(笑)
私も駄文ながら、ハンチョル小説書いているんですよ(笑)
ハンチョル、ノムノムサランヘです!!!
また感想など書かせていただきますね!!!
ありがとうございますぅ。
しかもコメまで頂いて… とっても幸せです。
実ゎですねー 芹香、この作品が一番好きだったりするんですよ。
二人が交わってないのに、結構官能的に書けたかなぁーと思ったり。
わぁぁぁ、澪羅さんも書いてらっしゃるんですねー。
読みたいですぅぅ、芹香。
よかったら、今度アドレス教えてください。
お願いしますww