子供にマウントする親について考えてみた
私は10歳前後の子供時代から、親のマウントを疑問を感じる事もなく受け入れてきた。
ある時を堺に、諦めされられたと言ってもいいかもしれない。
●小学校で辛い事があって話を聞いてもらいたくても聞いてもらえず、「親の過去の苦労自慢」に話をすり替えられた
●努力しても「努力よりも結果だ」と言われた
●理不尽な一方的な命令に我慢ならず反発すると、「くやしかったら親と同じ肩書を得て稼いでみろ!」と言われた
●中学生の時に好きな事を仕事にしたいと言った時に、「どうせ失敗する!お前は無能だから、この仕事を選べ」と言われ強要された
その結果、親の望みどおりの「人に甘えられない、自分を愛せない、自信のない、自己否定して人生に希望も持てず生きる私」が出来上がってしまった訳だが…。
心理関係の本を読むうちに、ある気づきを得るようになった。
「ああ!親が正しかったのではなく、親は未熟だったんだな」と。
何十年もかけて、ようやく親の強い洗脳から抜ける事ができた。
世の中には「親が正しい。子供は親の言う事を聞け」という言葉があるが…
全ての親が、年を重ねているからといって、子供よりも成熟し愛があり良心があり理解力があり謙虚さがあり人生の成功の秘訣を知っている訳ではない。
「そもそも、小学生の子供相手に一切話すら聞かず苦労自慢をして威張ったり、努力を一切褒めなかったり、肩書や収入で威張り反発できない子供に脅迫して要求を押しつけたり、夢や可能性をぶち壊し生きる意味が感じられない人生を歩ませる」人間は、決して優しさも愛も良心も謙虚さもない人間だろう。
「子供にマウントする親は、子供を相手にし張り合う事しかできない未熟な人間だった」
「世の中で言われている親が正しいという言葉は、全ての親に当てはまるものではなかった」
これは、私の頭に突然降ってきた 気づきだった
世の中の教えに従い、親の冷たい言動も正しい愛情として受け入れながら生きる。
親の冷たい言動に対して、怒りや憎しみを感じる自分に罪悪感を感じて苦しみながら生きる。
そんな方々へ…。
私の気づきが、心の救いになるきっかけになってもらえれば幸いです。