もるもる、いこー。

一つと一秒と一歩 今日を楽しく語ろう。

懸命。

2011-03-14 16:41:22 | Weblog
この写真を撮ったのが、3月11日14時25分。
久しぶりに行った大好きなお店で、「やっぱりここはいいなー」なんて思いながら、窓際のソファ席に座って外の景色を眺めていました。

まさか21分後にあんなことになろうとは、このときは頭の片隅にもなかった・・・です。

このあとのことは思い出しただけで怖くて、未だにすべてをリアルに覚えています。
立っているのもままならないくらいの強い揺れの中、階段の手すりに掴まりながら一階に下りてとりあえず外に出たら、周りのビルやマンションは聞いたこともないような音を立てながらぐわんぐわん揺れていました。
みんなは何もすることもできなくて、ただただその光景を眺めていて。怖いのに動けない。逃げられない。叫んでる人も泣いている人もいました。
携帯で地震速報を見たら、「東北地方で震度7」と。
・・・初めて聞いたその地震の大きさに唖然でした。




それから3日経っても、あの恐怖はまだ残っていて、ずっと揺れている感じが続いています。
誰かと一緒にいるとまだいいけど、一人で部屋にいるとやっぱり少し怖いんです。
でも、被災地の方々はこの何倍も何十倍もの恐怖を味わっているだろうし、不安も不便も想像を絶するものだと思います。
本当に、今命があるだけで、それ以上はないんです。




津波や火事などに加え原発など、今までに見たことのないことが次々に起きています。
ぼんやりと遠くにあったような光景の中に、今、日本はすっぽりと入っています。
考えたことも見たこともないような光景が広がっていて、自分には何ができるんだろーと途方に暮れそうになるけど、できることを行動に移しましょう。
祈ることも、節電することも、伝えることも、みんなが本気になることで僅かでも力になると信じています。




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以下、マッキーさんのブログより抜粋です。




1.営業時間外は看板の明かりを消そう。

2.営業中の店舗でも複数点灯させている看板・サインなどは数を減らそう。

3.マンションの共用廊下部分や駐車場の照明などは安全・防犯上問題の無い範囲で極力電球等の数を間引くようにしよう。

少しでも多くの人が実行したら違ってくるはず。


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そのとおりだと思います。

便利すぎる世の中だから、すごく不便に感じてしまうかもしれないけれど、でもみんなが行動しないともっともっと大変な状況になってしまうのではないかと思います。
手遅れになる前に・・・。
そして、今は、自分のことよりも、今現在もっと大変な思いをしている人たちのために・・・。




あとね、これは個人的意見なんですが、

例えば、「原発で○マイクロシーベルト」とか、ものすごく専門的な解説とか、それは今必要なの?と少し疑問です。
それよりも、そうなったことで安全が確保されているのかそれとも安全ではないのか、これからどうしたらいいのかなど、そっちのほうが大切ではないのかと思います。
情報が錯綜している今だからこそ、正しい情報と最優先すべき情報だけを知らせてほしいです。




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さっきTwitterでこんなつぶやきを見つけました。

『父が明日、福島原発の応援に派遣されます。半年後定年を迎える父が自ら志願したと聞き、涙が出そうになりました。
「今の対応次第で原発の未来が変わる。使命感を持っていく。」
家では頼りなく感じる父ですが、私は今日程誇りに思ったことはありません。無事の帰宅を祈ります。』




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みんな一生懸命なんだ。

がんばろ。