一夜明けて。

今日お店に行って仲間の顔を見てほっとしました。
・・・無事で本当によかった。
でもね、やっぱり昨日は足止めをくらってしまったみたいで、結局朝まで空港で過ごしたようです。
みんな口々に「怖かったね」「もうだめかと思った」と。
わたしも思い出しただけで怖くて、震えて、涙が出てきます。




テレビで被災地の様子を観ていて、被害が拡大していくたびに苦しくなります。
正しい情報を伝えようにもライフラインが途絶えてしまったら、それすらできないし。
そうしている間にも、どんどん命が消えていってしまって・・・。
どうか、どうにか、少しでも多くの命が助かりますように・・・。




こんなことが起きてしまってから気づくのは本当は遅いのですが、命の大切さに気づいたり、無駄にできる時間なんてないんだって思ったり、大切だって思う人をもっと大切にしようと思ったり、昨日の地震のあとはずっとそんなことばかり考えていました。・・・思い知らされました。




帰り道、暗くて知らない道を歩きながら、携帯のリダイヤルを何度も何度も押して。繋がらないのはわかってるし、きっと大丈夫だろうと信じてるくせに、携帯を手放すことができませんでした。
今日はすごく足が痛くって、あの距離を歩いたことには自分でも驚いていますが、昨日はそんなのは関係なかった。生きてるだけですごいことだと思ったし、とにかく必死で歩きました。

歩いて、もうけっこう疲れて家にたどり着いて、テレビを観ながらまた泣いて。
余震の怖さと、とにかく実家の心配とで、眠れないまま朝を迎えました。




でもね、
昨日は怖さも味わったけど、たくさんの優しさにも出合って。
譲り合ったり、教え合ったり、助け合ったり・・・。
Twitterもすごかった。みんなが、顔も名前も知らない会ったこともない誰かのために、そこに住む多くのひとのために必死だった。
それを見ていたら、苦しいんだか辛いんだか温かいんだかわからない涙がぼろぼろ落ちてきました。




こういうときだからこそ、みんなでがんばろ。
それくらいしか言えないけど、がんばろ。




・・・また地震だー。怖いよー。

連絡。

今やっと、実家の家族と連絡がとれました。
とにかく無事でよかった・・・。


でもやっぱり未だに停電は続いていて、寒い中、地震の情報もなかなか得られていないようです。もちろんコンビニなども閉まっていて。


ここにいても何もできないのが悔しいです。
どうか少しでも早い復旧を願います。祈ってます。