静か～に心に沁みる感じ。
ストーリー
1980年代、農業で成功したいと意気込む韓国系移民のジェイコブ（スティーヴン・ユァン）は、アメリカ・アーカンソー州に家族と共に移住。広大な荒地とおんぼろのトレーラーハウスを見た妻は、夫の無謀な冒険に危うさを感じる。一方、しっかり者の長女アンと好奇心豊かな弟デビッドは新天地に希望を見いだし、デビッドは口の悪い破天荒な祖母とも風変わりな絆を育む。しかし、干ばつなどのために窮地に立たされた一家をさらなる試練が襲う。
韓国系移民の家族がアメリカのアーカンソー州に移住し、そこで一から土地を耕し、父親のジェイコブ風に言えば「ガーデン」を作ろうとするんだけど。成功を夢見る夫とは対照的に、妻は不安そう。まだ幼い子供たちも一緒で、特に弟のほうのデビッドはどうやら心臓に病気を抱えていて、病院まで1時間以上かかるという場所にも不満がある。
家族でいるときは韓国語なのかと思いきや、子供たちは自然と英語のほうを話しているような。むしろ大人よりも最初からアメリカで生まれた子たちのほうが自然に英語が身に付くんだろうね。大人が周りのネイティブの方たちを前に遠慮気味であるのとは反対に、子供たち同士ではそういうのも無さそうなのもまた見ていて面白いというか。
その家族の暮らしに、韓国から妻の母親が移住してくる。このおばあちゃん、確かにキャラ自体もすごいんだけど。デビッドがおばあちゃんに対して「韓国臭い」って言うシーン、ドキッとしちゃったよ…。アメリカで暮らす韓国人という珍しさや差別とまではいかないけど人種の壁があるのと同様に、同じ韓国人でもアメリカに暮らす韓国人と本国の人とでも見えない壁があるかのよう。
なんか、今のアジア人に対する差別的な行動とか思い浮かんじゃった。
なんてことない日常ばかり描かれているけれど、所々でドキッとするようなシーンがあって目が離せなかった。俳優さんたちの演技も素晴らしい。もちろん子供たちも。
ちなみに、ミナリとは「セリ」のこと。
この映画の中で重要な意味を持つものなので、説明しすぎるとネタバレになっちゃうんだよね😅
月曜からレイトショーで映画を観たのですが、私も含め、お客さんはたった3人。そんなもんだよね。ちなみにエヴァのほうは賑わっているようでした！
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映画と言えば、、、（強引w）
2getherが映画化され、しかも6月から日本で全国公開とのこと！SNSで最初見たときは職場にいたのだけど、思わず「マジか！！」って一人叫んでしまったわー。大きいスクリーンでサラタイ…夢のよう🙏✨
とりあえず、全国公開の“全国”に含まれていますように…！
