『ありがち日記』

「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」

ベネさんの主演映画なので観ないわけにはいきません🤭
でも、ちょっと悲しいヒューマンドラマ(実話ベースなので、だいたいは知っていたけど)でした。当時の英国について知ることもできるし、猫がいっぱい登場します。



ストーリー
イギリスの上流階級出身のルイス・ウェイン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、父亡き後イラストレーターとして働き一家を支える。やがて妹の家庭教師エミリー(クレア・フォイ)と恋に落ちた彼は、身分違いだという周囲の反対を押し切って彼女と結婚するが、間もなくエミリーは末期がんであることが分かる。そんな中、庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付けてその絵を妻のために描き始めるルイス。妻亡き後、彼はピーターを心の友として猫の絵を一心不乱に描き続ける。 

どこかで目にしたことがあるかもしれない擬人化した猫のイラスト。
彼は次第に精神を病んでいくのだけれど、それと共に絵の雰囲気も変わっていくのがわかりました。猫ちゃんいっぱい出てくるよ…可愛いのよ…。

今では世界中で多くの人が当たり前に飼っている猫だけど、ルイスが生きていた時代はそうではなかった。猫をペットという愛玩動物への地位へ押し上げたのは彼の功績が大きいんだなって。

また、彼は身分違い、年上の女性との結婚をするなど、ある意味(当時としては)先進的な考えの持ち主だったのだろうと思う。まあ先進的とは思ってなかったでしょうけど。ところが、妻のエミリーを早くに病気で亡くし、妹の一人も若くして精神を病み、他にも独身でいる妹たちの生活費も稼がなければならない長男という境遇がつら過ぎる。そんなに重なるのかというくらい。せめてルイスが金銭感覚に長けていたらなぁ。自分の描いた絵の版権(著作権?)も曖昧なまま、安く売られていたようで。

映画全体を通しての個人的な感想ですが、ただただ悲しく、やるせない気持ちになって終わらず、優しい愛の世界も描いていた映画だと思います。そして俳優の皆さんの演技も良かったです。ベネさん本当にすごいね…。


何気に2023年初の映画館でした。スタンプカードが溜まっていたので、映画自体は無料で鑑賞。料金も値上がりしたので、なるべく割引が効く日に鑑賞してポイントをためつつ、上手に映画館通いをしていこうと思っています😊

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