『ありがち日記』

「サンザシの樹の下で」

チャン・イーモウ監督の作品。
あのチャン・ツィイーもイーモウ監督作品で注目されて、ですもんね。
やはり主人公の少女役をやったチョウ・ドンユイも、素敵な女優さんになりそう。

それにしても、何てピュアな、そして切なく、泣けるお話なんでしょう。
「超」が付く純愛もの。
話の展開が途中でわかるのに、何度もティッシュで涙をふき、鼻をかむくらい激しく号泣。
これまた「超」が付く、さわやかな主人公たち。余計に泣けるー。

文化大革命という時代背景も、この物語ではかなり重要な意味を持っている。

ありがちなストーリーなのに、ここまで感動的に作れるのは監督だからなのか。
美しい風景とか、ピュアな気持ちの描き方とか、細かいところにもこだわりを感じた。
私は、手を初めてつないで歩くシーン、川で泳ぐシーン、自転車シーンが好き。

あ、忘れてはいけない名シーン、河を挟んで・・・のシーンはヤバい。。。
これ以上は思い出して泣けるので言えないよう。

ここからは個人的に思ってること。
私は、日本で作られてる「純愛映画」と宣伝されている映画はほとんど見たことなくて、
予告だけでなぜかしらけちゃうのね。申し訳ないけど。
おそらく、このサンザシ~もイーモウ監督だから(別に絶賛しているわけじゃないけど)
特に派手な演出とか、有名な俳優とか出ているわけでもなく、
先の読めちゃうようなストーリーであっても、美しく、心に響く作品にできたんじゃないかなって思う。
日本じゃこういう純愛映画はそうは作れないんじゃないだろうか・・・。
個人の好みの問題じゃないの?ってなるかもしれないけど。

まさか自分がここまで泣けると思ってなかったので、
予想以上に心に残った作品になった。素敵だった。本当に。

で、最後に、お決まりだけど、スン役のショーン・ドウが格好良い、よ。


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