お彼岸のころ

「今、全国で茂原（千葉県）が一番暑いんだって～～っ！ 　地元、地元っ!!おかーさんに電話しなきゃ!! 」
「静岡市が２位だって～～。メール、メール！ 」
周りのコ達とワーワーキャーキャー騒いでいたのは、昨日の遅いランチでのこと。
今日は一転…「寒いけど…大丈夫!?」というメールが…。

一気に秋がやってきました。
俗に言う『暑さ寒さも…』という典型的な瞬間の日だったような気がします。


冷たい雨の中…今日初めて『総持寺』というお寺に行って来ました。
有名人がたくさん(!?)眠っておられる…有名なお寺です。

お坊さんのお話を聞き、お経を唱えていただく＜お彼岸会＞は、なんだかとても厳粛な気持ちになり、貴重な体験でした。
お経を唱えている間、外はとても強い雨だったのですが、終わる頃にはそれも上がり、ちょっと軽くなった心とともにお寺を後にしました。
私の住む街からは決して近くはないけれど、時々はまた行ってみたいな～と思えるような優しい場所でした。


先日、用賀の本屋さんで偶然見つけた本です。
『虹を見たかい？～突然、愛する人を亡くしたときに～』〔小嶋さちほ〕

実は…20年ほど前に同じ著者の『背中のラブソング』という本を読んだことがあって…その本は今でもちゃんと持っています。
それはのちに…その著者が、あの《ボ・ガンボス》の"どんと（故人）"の奥様だったと知ることになるのですが…。
まさにバンドブーム全盛の中にいた私は「いつか、ボ・ガンボスのライブ観たいよね～」と思ってはいたものの、結局足を運ぶこともなく…私の中のバンドブーム終焉とともに気がつけば…《ボ・ガンボス》も解散していたようです。

時が経って…その"どんと"の死をインターネットで知り、やはり当時はとても驚いたことを覚えています。

お彼岸も近づいた頃、偶然見つけた本に引き寄せられ、いろんな思いを持ちながら…今、ゆっくりゆっくり読んでいます。

決して悲しい本ではなく、前向きに進んでいける本だと思います。

「こうして見送ってあげたかったな～」


　　　そして明日は…大切な人の命日デス。

憧れ

＜短い髪 シャンとした後ろ姿思い出す度 あなたのようになれたらと憧れる＞
Dream Come Tureが歌う『眼鏡越しの空』
この曲を聴く度に私は、中学生の自分を思い出します。

　〔放課後…受験を控えて、図書館にいるその彼はひとつ上の先輩。
　　そんな姿を、中庭をはさんで反対側の廊下から発見した私と友達数人。
　　と、おもむろに図書館に向かって彼の名前を叫ぶ友達。
　　そして慌てて身を隠す、みんな…。〕
　
そんなスリル満点のイタズラをよくしていました。
決して目立つタイプの人ではなかったけれど、クラス委員の彼は、いつも友達数人の真ん中にいたような気がします。

＜あなたのようになれたらと憧れる その想いがちからをくれる＞


今…
何があっても、また時が経てば誰かを好きになり…
大好きな人のようになりたいと思うこの頃…

そんな想いによって…今の私は生かされてる感じデス

薬膳を食しました。

銀座で偶然見つけました。
"薬膳"やら"医食同源"やら…そんな言葉に弱い今の私…と同行者…。
お粥、麺類、おかず…と苦しいくらいに食べ…
「こんなに食べて、果たして身体に良いのか…!?」と、わずかな疑問をいだきながらお店を後にしたのでした。

『折れてばっかりの心にも…たまには栄養を与えなくっちゃ』

http://www.xingfu.co.jp/　

BOOK3へ

８月…終わっちゃいました。
怒涛の８月…だったような気と、これから更にパワーアップしそうな怒涛の９～11月。
ちょっと息つきたいです。

つい先日『１Ｑ８４』のBOOK３がやってきました。
…そうなのです。１と２は完読したのですよ。　最近やっとなんだけど。


"青豆"と"天吾"　…どうなってしまうんだろう。
そして「すごいな～」って。
誰かのことを…ずっとずっと会えなくても想い続ける心。
いつかの昔には、そんな自分もいたような気がするけれど…。
"純粋"だけで生きていけてた頃。

〈時間〉はいろんなものを変えていく気がします。

"想い続ける心"とは裏腹に、時間が解決していく"傷ついた心"

どんな昨日にもまた朝はやってくるんだよね。
そしてまた懲りもせず恋をするんだよね。


「さてさて…春樹ワールドへ参りましょうか…」