Ｔ先生

なんとなく朝の日課になっているWebニュースのチェック。
それも田舎の…ローカル新聞。
今朝、目に飛び込んできたのは訃報でした。
高校生だった頃、大変お世話になったＴ先生。

花(!?)の女子高だった我が校は、本当に先生が「昔、自分が高校生だった頃は、この校門の前の道を通るのはご法度…通れない道でした。本当に憧れの女子高でした。」と事ある毎に話していました。
私達が卒業するわずか後に定年を迎えられるということで、当時は"おじいちゃん先生"のようで、厳しくも愛らしく…学校の主のように全てにおいて"生き字引"のような方でした。
なので、卒業式の日はみんなで職員室に行き、担任でもないＴ先生を呼び出し…廊下で記念写真を撮って…お別れをしました。
そんなＴ先生は、田舎ではちょっとした有名人になられていたようで、本を出版したり脚本を書かれていたり。
そんな本の１冊を私も持っていますが。

昔気質の筋が通った…本当に竹を割った性格のような方。
そして、誰からも愛された方。

いつも思い出す時に、一番に浮かぶ先生です。

Ｔ先生…苗字ではなく名前のほうで呼んでいたＴ先生。そして実は影で「Ｔ」と呼び捨てにしていたＴ先生。

ご冥福をお祈りいたします。

芝居vsオペラ

旅の前に足を運んだ、劇団扉座の『どろろ』
漫画も映画も触れてはいないので、全く新しいものを観る新鮮な気持ちで観ることができました。
今回は何より"山中崇史"クンが参加されているので、ほんのちょっとミーハーな気持ちで…。
子供の頃は何の思惑もなく、ただただ手塚作品を観ていたけれど、今考えるとホントにすごい漫画家なんだな～と…感動です。

そして昨日は、うって変わって歌劇…オペラ『トゥーランドット』
作曲は言わずと知れた"G.プッチーニ"
なかでもアリア〈誰も寝てはならぬ〉は、その曲を聴くと誰もが「あぁ～」と知っていると思うのですが。
名を秘めた王子の名をトゥーランドット姫が「彼の名は"愛"です」と、人々の前で発表するラストシーンでは、ちょっと鳥肌が出そうでした。
【…鎧をまとっていたような女性が、１人の男性によって愛を知る…】
日々日常生活の中でも、案外いそうな女性ですよね～。
ただ、なんだか現実…ここまで愛を貫く男性がいるか…なんですけどね～。

ともあれ、感動した１日でした。

旅②

今回《香港→深せん→マカオ→香港》と慌しく移動を重ね…その度に『出入国カード』と『健康カード』を記入し… 時期が時期だけに…という感じですが、中には入国の際に体温を測定される…といったことまで。

そんな２度目の香港は、相変わらず"ウォン・カーウァイ"の映画そのものの街でした。
耐久性チェックのない公団住宅は、我先に空を目指すかのように立ち並び…古びたお寺の背後にさえ姿を現し…違和感丸出しのその光景は、実に香港そのものを映し出しているかのようでした。「さすが香港！」

ブランド品が売られている免税店に案内される一方で、「偽物がほしければ…」とガイドに連れて行かれた、とある雑居ビルの２階…入ると鍵をかけられ…案の定５秒とたたずに「鍵開けてくれる!?」と言って帰ってきたけれど…。　
そんなものほしいわけではないのよ。　ブランド物もニセ物も。
1.5日ぶりに会ったツアーガイドになぜかウルウル…「会いたかったよ～ 」と思ったのもつかの間…日々日本人観光客相手にしたたかに生きているであろう彼はやっぱり「さすが香港人！」なのでした。

またいつか…縁があったらお会いしましょう。

女人街で一目ぼれをし、４５HK$を２０HK$に値切って買ったお茶用カップ。
青い龍…お気に入りデス。

まだまだ＜続く＞

旅①

バンジージャンプやらスカイウォーク(!?)で有名な『マカオタワー』
まさに生バンジーを見て…クラクラしそーでした。
そしてガラス張りの床…落ちないとわかっていても、なぜか端っこを歩いてしまうのは…。足を置くのがやっとです。
そして夕暮れの『セナド広場』…その美しさに感動！



で、もう一つ感動といえば、『マカオの夜景』…というより、カジノホテルのネオンに感動!!
ここはやっぱり"眠らない街"なのでした～。



〈続く〉

成田デス

ここは成田空港にほど近いホテル。
で、ひとり優雅(!?)に宿泊中。
良いものです…とっても良いものです。…海外の匂いがプンプンします。
ずいぶん昔に行ったタイでは、ホテルの部屋がダブルブッキングして…結局スィートを用意してもらい…そんな時に限って…ひとり！悲しく広～い部屋を使うこととなりました。
せっかくなら…なのです。
もう二度とないだろうな～。
一昨日、宮古島からのマンゴーをありがたく美味しくいただいて、マンゴーブームに乗ってる私は…更に上をめざし(!?)マンゴープリンがメチャ美味しいあの都市へ…「attention please！」