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ふらふらくん

フィルムとデジカメで写真撮っています。

怒るにせ坊主

2007年04月29日 | ミャンマー2006
夜の写真をとりながらぶらぶらする。
小さなお堂のようなとこで話している日本人の彼と、女の子、坊主のところに行くとなにやら揉めている。
「金くれっていうんですよ。」
「ただ、金よこせ、ガイド料よこせってならいいのに、よりによって最初めの見えない子供のために学校をつくる費用がいるとかなんとかいうもんだから頭に来ています。」
とのこと。
昔さんざん引っかかった手口だが、最近の短期旅行ではとんとお目にかかれない展開なので、自分はすこしドキドキした。
信用金庫につとめているという女の子はよくわからないようで心配そうにみている。
坊主はというと先ほどのスマイルから一変。怒りの形相をしていた。
人は顔にある程度中身がでるものである。
自分はかつてインドでそんなことを感じたことを思い出した。


にせ坊主

2007年02月11日 | ミャンマー2006
坊主はパゴダについていろいろと説明してくれる。
パゴダの一番上にどでかいダイアモンドがついていること。
パゴダを回る順路のある場所からダイアモンドをみるとおのおのの場所ごとに違った色に見えること。
境内にある、古い鐘の説明など。

「めんどくさいな」って自分は思った。
昼間まとわりついてきた坊主もあーだこーだ勝手に説明してきた。
無視していたら、日本は経済成長してるが、ミャンマーはそれに負けない心を持っているだ、特別の場所を案内してやるから今日の4時に来い、等うるさくてたまらない。

世界中どこにいってもこういう輩はいるが、自分はそのときの気分や、相手の人相で、話を聞くか、相手の誘いに乗ってみるか判断している。失敗もあるけど、後から思い出になることが多いからだ。

今回のこの坊主は残念ながら良い人相とは言えなかった。
一生懸命坊主の英語を聞いている長旅の彼も、おそらくわかっているだろう、と思っていた。
外国人目当ての自称ガイドだと。

早いとこ、値段交渉したほうが良い。
と、自分も人ごとのように思った。

事件。

2007年02月08日 | ミャンマー2006
ほかの二人と合流し、パゴダをコルラする。(右回りで回る)
一緒にきた若い男性がミャンマー坊主と英語で話をしている。
どうもうさんくさい。でも、この男性も坊主がうさんくさいことはわかっていらっしゃるようだ。

自分は写真を撮りたいのと、まとわりついてくる坊主がどうしても気に食わないので、二人とつかず離れず歩いた。
昼間ここにきたときも、お堂で暑さをしのいでいる自分に坊主がまとわりついてきたからだ。

それでも事件は起きた。

夜のシェエタゴンパゴダ5

2007年02月08日 | ミャンマー2006
こーんな仏像。
いったいどうやったらこのような目になるのか。
しかも、でかい。
高さ2メートルはあるだろう。
摩訶不思議である。
自分は笑いがとまらなかったが、このおかしな仏像の集まっているお堂のなかで、やはり一生懸命祈っているミャンマー人がいるのだ。

夜のシェエタゴンパゴダ4

2007年01月29日 | ミャンマー2006
ぶさいくな猫がいた。
日本ではちょっと見ない猫。

もうすぐ夜の九時になろうというのに皆祈っている。
昼間はミャンマー各地から出てきたおのぼりさんが多かったように感じたが、夜は仏像の前で一人でぶつぶついっている人、瞑想している人などが目についた。
一緒にきた女性と自分は仏像を見て笑ってしまい、祈るどころではなかったが。 

夜のシェエタゴンパゴダ

2007年01月28日 | ミャンマー2006
トウキョウゲストハウスに戻り、テラスでくつろぐ。
今この宿には日本人しか宿泊していないみたいだ。
若い女性と若い男性の旅行者が夜のシェエタゴンパゴダに行くというので一緒に行く。
タクシーも三人で割れば安いもんだ。
それぞれ、この日このヤンゴンにいる訳をなにげなく自己紹介する。
女性は信用金庫に就職して一年目の社会人。
学生時代に旅行が好きになり、就職しても続けていきたいという。

男性は仕事をやめてきた二十代後半の青年。半年ほどの予定で旅行して、ミャンマーには瞑想に興味があってきたという。
男性はいかにも東南アジアのバックパッカーという出立ち。ロンジーにビーチサンダルである。
でもこの彼の目は生き生きとしていて、長期旅行者にありがちな濁った感じは受けなかった。

シェエタゴンパゴダの受付。
昼にきたといってチケットを見せるが、駄目とのこと。一度限りだと。シェエタゴンパゴダのためになるなら10ドル払うのはべつにかまわないけどこの国のシステムの維持に金を払っているようですごく嫌な気分。

夕立の後で、境内はぬれていたが、昼の暑いときに比べればずいぶん過ごしやすい。
ライトアップされたパゴダは確かに昼とは印象が違う。