375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【旅の写真館】ネス湖(1) アーカート城周辺

2009年06月07日 | 旅の写真館(欧州編)

5月28日(木)、その日は生まれて始めて、あの有名なネス湖(Loch Ness)を拝む日となった。インヴァネスのバス・ステーションを朝9時30分に出発するフォート・オーガスタ行きのバスに乗ると、市街地を抜けて5分もたたないうちに、左手に緑の森と濃紺色の湖が見えてくる。あれがネス湖か。期待に胸が高まってきた。

10分ほどで、最初の目的地アーカート城(Urquhart Castle)のバス亭に着く。まずはヴィジターセンターへ。ここで入場料(£7.00)を払い、地下への階段を降りて行くと、そこにはアーカート城にまつわる展示物とショップがあり、奥のミニシアターではイントロダクションのビデオを上映していた。このヴィジターセンターを抜けると、眼前にアーカート城とネス湖の絶景が広がる。

1230年に築城され、スコットランド軍の拠点となったアーカート城。黄金の日々はイングランド軍に包囲された1296年までしか続かなかった。それ以後は度重なる戦争の舞台となり、最終的には1692年、廃墟となったアーカート城はそのまま打ち捨てられてしまうのである。

数奇な運命に翻弄されたアーカート城は、奇しくも近代のネッシー伝説で再び歴史の表舞台に復帰。今やハイランド地方髄一の観光名所として人気を集めるまでになった。


★ヴィジターセンターの看板。夏季(4月~9月)は朝9時30分から夕方6時までオープン。イントロダクションのビデオは日本語を含む6ヶ国で聴くことができる。


★ヴィジターセンターを出た展望テラスで最初に撮った写真。廃墟にはためくスコットランド国旗が印象的だ。


★ネス湖を背景にたたずむアーカート城。赤い服を着た女性客とのコントラストが鮮やか。


★白いヨットの浮かぶネス湖の湖面。どこまでも穏やかで静寂に満ちている。


★木陰にボートの姿も見える。ソナーや水中カメラなどの最新機材を備えた「ネッシー・ハンター」かもしれない。


★今は固定された橋だが、昔は堀を渡る跳ね橋になっていた。


★最も保存状態のいいグラント・タワー(Grant Tower)。


★グラント・タワーから見た神秘的な湖面。いかにも何かが出てきそうな雰囲気。


★グラント・タワーから城の中枢部を見下ろす。


★サミット(Summit)と呼ばれる城の頂上部に、スコットランド国旗がはためいているのが見える。


★サミットに作られた階段。このお城の散策は、けっこういいエクササイズになる。


★アーカート城の復元図。このまま残っていれば、さぞかし立派なお城だったろうと想像される。


★手前の縞模様を着た人が、この城の守衛。気軽に記念写真に応じている。


★というわけで、自分も1枚。


★アーカート城からドロムナドロケット村へ行く途中で撮影したネス湖。羊の群れとの対比が美しい。

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