そんな○○に魅せられて

居場所について、再び

野球のシーズンが終わって、最近は続々と契約更改のニュースがあります。

MLBへ移籍希望の選手の皆さんや、海外から日本にやってくる、いわゆる助っ人外国人の選手は
今月の中ばぐらいから、動向が最終的に見えてくるのでしょうか?
確かシアトル・マリナーズの菊池投手は、去年の年末から、今年の年始にかけて
契約のニュースが入っていたように思います。
皆さん新しい環境で、来季は飛躍の年になるといいですね。

一方で、引退などで球界を去る選手もいて、私の持っている選手年鑑も来季用は顔ぶれが変わるのですね。
シーズン中にも移籍はありましたが、所属チームが変わるのとは違ってちょっと寂しいです。
厳しい勝負の世界。身体一つが資本ですし、ずっと現役を続けるのは大変です。

一流の経験と才能を持って、実力をより発揮したいという目的を持ってアメリカに来られる皆さん。
凄いなあ、と感心と敬意しかありません。

一方、凡庸な自分は本当にNYCにいるのがいいのだろうか、と思うことが多くなりました。

今まで暮らしていく中で、
NYCって、いい意味で混沌として隙間があって、住民どうし適度な距離感があったのですね。

ところが最近は、これまで曖昧に、おおごとにならないようにしてきた問題が
どんどん露骨になってきたように感じています。

ニューヨーク出身のビリー・ジョエルの歌で、日本でもヒットしたHonestyのサビの歌詞が

Honesty is such a lonely word
Everyone is so untrue

サビ以外も、正直さや誠実さって本当に無理無理!みたいな内容で
誰もがとても不実(Everyone is so unture)って、日本にいるときは何言ってるんだろう、と思っていました。

超個人的な感想ですけれど、NYCに住み始めて時間が経てば経つほど

ビリー、ホンマや。言うてることめっちゃわかるわ〜

って、深く同意です。

NYCには、いろいろな意味で「何をしてでも、ここで絶対生き延びてやる」
という気合いが入った人たちが世界中から常に集まってきます。
そして、それを迎え撃つニューヨーカーたち。

そんな環境で、具体的なことは、誤解を招くといけないので書きませんけれど、
「え…?」というような個人的に心を少しずつ折られることが、いろいろ積み重なるのですね。

家族もいて、お手本にしたいような素晴らしい知人や良き友人にも恵まれて生活出来ること、
その点は感謝の気持ちでいっぱいです。

家族の生活基盤がどっぷりNYCで、結局動けないと思いますから
心折れる感覚を麻痺させるとか、もっと強くなるとか、そうならないといけないのでしょうね。

NYCは好きか嫌いかと聞かれれば、
やはりここでしか体験できないことは沢山ありますし、
まだ「好き」の方が微かに上回る感じです。

野球のことを書こうとしたつもりが、散らかってしまいました。 

勝負の世界でずっと生きている方は、もっとタフな局面に何度も当たっていると思います。
それを乗り越えて来られたのですから、自信もって、アメリカで挑戦して下さい!

 

街中の木々は、もうすっかり葉が落ちました。 

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