アメリカの中でも非常にリベラルで、学校のお知らせは、内容によっては8ヶ国語ぐらいが併記してあります。
マンハッタンのミッドタウンには国連本部があり、
そしてNYCに住んでいる人たちは、
その国連の加盟国及び地域よりも多いと言われる国や地域、民族の出身者がお互い少しずつ譲り合って、日々暮らしている感じです。
と言っても、理想郷というわけでもないですし、
比較的自由でなんでもありだけど、その「なんでも」に対して忍耐と寛容が試される場面もあります。
ちょっと困った人にも遭遇します。それもまた、New York Experience。
先日、市内某所を歩いて居ますと、街角で物乞いしながら呟いている人がいました。(人種と性別は伏せますがアメリカ人です)
まあよくあることなので普通に通り過ぎようとしたら、その人は私を見て、こう言いました(英語で)。
「あんた、なんでここにいるんだ。リーガルステータス(合法的な滞在証明)を見せろ。
お前らみたいなオリエンタルはとっとと出て行け」
(オリエンタル、というのは差別的な意味合いがあるので、普通は使いませんが、はっきりこう言われました)
これも初めてのことでもないので、そのまま返事もせずに「ああ、この人何かが不満なんだろうなあ」と思いつつ歩いていましたら、
それを見ていた別のアメリカ人が、
「あんなくだらないこと、聞かなくていいから。嫌な思いをさせて申し訳ない」
と、さっと声をかけてくれたのでした。
嫌みを言う人もいるけれど、こういう風にフォローしてくれる人もいるのが、NYCのよいところかな?と思います。
サッカーのW杯が始まり、市内あちこちのスポーツバーには試合スケジュールが貼り出されています。
各国出身者のコミュニティで、濃いメンツが集まって熱い観戦が繰り広げられております。
おそらく、本戦出場国の全ての国の出身者がいると思います。
我が日本も、マンハッタンのバーで、みんなで応援しよう!という広告を見ました。
市内にはカラオケボックスも結構ありまして、日本語カラオケもできます。
忘年会のカラオケシーズンに備え 西城秀樹の名曲を歌い愛を叫べ!
日本の雑誌のこの記事は昨年秋のもの。一人カラオケでもいいから今年の年末はノンストップでコレでしょうか。NYCで何やってんだ、と思いつつ。
記事を書いた方は1969年生まれ。私の友人がこの方と同い年で、
「忘れもしない。4歳の時、親が持っていた雑誌のグラビアに西城秀樹が載っていて、
世の中にこんなにかっこいい男の人がいるんだ!って、雷に打たれたぐらいの衝撃を鮮明に覚えてる」
そのくらい幼児にとって強烈なヒデキとの第一次遭遇だったのでした。
冗談ではなく『未知との遭遇』と言って良かったです。
全盛期は小学生で、TVで毎日見られたという事もあり、ライブに行きそこなったのが本当に悔やまれます。
追記:大阪で強い地震発生との報が。関西のみなさまご無事でありますよう。
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